見る・遊ぶ

松本のギャラリーで「初笑い展」-絵馬やかるたなど正月アイテムも

(写真左から)藤村さんのはんこ、金井さんのマトリョーシカ、田路さんの羊、熊谷さんの七福神

(写真左から)藤村さんのはんこ、金井さんのマトリョーシカ、田路さんの羊、熊谷さんの七福神

  • 0

  •  

 松本のカフェギャラリー「LABORATORIO(ラボラトリオ)」隣の「faber LABORATORIO」(松本市大手1、TEL 0263-88-7706)で現在、企画展「初笑い展」が開催されている。

豊永さんのユーモアあふれるかるた

[広告]

 12組の作家が「初笑い」をテーマに出品。陶器、ポストカード、はんこ、オブジェなどのほか、絵馬やかるたなど、この時季ならではのものも並ぶ。参加作家は梅川茜さん、金井三和さん、熊谷幸治さん、郡司庸久さん・慶子さん、五月女寛さん、田路恭子さん、豊永盛人さん、早川純子さん、廣谷ゆかりさん、藤村ちゅうらさん、溝上幾久子さん、山口愛さん。

 山口さんは、絵と願い事を描いた絵馬を展示。子どもがお風呂に入っている「小児入浴」は「子どものお風呂嫌いが治りますように」、ご飯を食べる様子を描いた「胸のつかえ」は「胸につかえず、もりもりと食べられますように」など、身近な願いが込められている。琉球張り子作家として活動する豊永さんは、4種類のカルタを用意。「あいうえおカルタ」「琉球おもしろカルタ」など、ユーモアあふれるイラストと文章で、大人から子どもまで楽しめる。

 羊のオブジェとブローチは木工作家・田路さんの作品。小さな箱に入った「豆羊」は、箱も田路さんが制作した。陶芸家・五月女さんの家のオブジェは、オーソドックスな形のものや、どんぐりなどの傘を使った屋根のものも。動物を題材にした早川さんの版画は、「しかのかし」「くまをまく」などタイトルが回文になっていて、その様子が描かれている。

「ジャンルを絞らずさまざまな作家にお願いした」と店主の井藤万紀子さん。「面白いものがそろったので、見ていると心も和むと思う」と話す。

 作品は全て販売する。価格は、山口さんの絵馬=1,404円、豊永さんのかるた=1,620円、陶器=1,296円~など。営業時間は11時~18時。火曜定休。1月26日まで。18日は山口さんによる「オリジナルの絵馬と消しゴムはんこ作り」、24日は藤村さんによる「愉(たの)しい印刻」のワークショップが行われる。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース