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松本拠点に活動する女性作家ユニットが作品展-「森」をテーマに450点

「森」をテーマにした作品が並ぶ

「森」をテーマにした作品が並ぶ

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 松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、松本を拠点に活動する女性作家6人のユニット「PomPom(ポムポム)」による作品展「森はともだち」が開催されている。

メンバー全員で作ったコラボはんこも

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 メンバーは梅川茜さん(紙)、小沢夏美さん(絵)、金井三和さん(絵、陶)、田路恭子さん(木工)、百瀬裕子さん(写真)、百瀬陽子さん(服)。「森」をテーマにした新作約450点を展示。同ギャラリーのオーナーで木工作家の熊谷俊行さんをゲストに迎え、ポストカードやはんこなどのオリジナル文具、カトラリー、オブジェ、絵画、写真、服などを数多く並べる。

 梅川さんは森の木を模した紙素材の掛け時計を出品。小沢さんは小鳥やキツネなどの動物をモチーフにした絵画や小物などを用意。「制作に入る前に実際に森を歩いて、感じたことや出合った花などを作品に反映した」と話す。金井さんは植物や動物をモチーフにした陶のブローチや掛け時計を、田路さんは木製のカトラリーやヒツジのオブジェなどを制作した。

 百瀬さんは姉妹での参加。姉・裕子さんは妹・陽子さんを被写体にした森の中の写真や、木々をプリントした封筒などを用意した。陽子さんは淡い黄緑の生地を使ったワンピースや、リンゴ型のポーチなどを展開。そのほか、クマや木などの動植物をメンバーそれぞれが描いてスタンプにした、大小さまざまなコラボレーションはんこも展示する。

 熊谷さんは空想の森を描いたアクリル画やブローチなどを制作した。「森の多様性は魅力的で、森の世界が大好き。今回の作品は頭の中に浮かんだ森を描いた。普段の色使いよりカラフルなのは、活発で元気なPomPomの影響かも(笑)」

 会場はメンバー全員でディスプレーし、本物の木を設置するなど数時間かけて行ったという。「本当の森にいる気分。かわいらしい作品から大人っぽい作品まで幅広い世代に楽しんでもらえると思う」と同ギャラリーの熊谷幸枝さん。「7人の個性あふれる展示会にぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 作品は全て販売する。木の時計=6,480円、ポストカード=150円、ワンピース=1万8,000円、木のブローチ=1,800円など。営業時間は11時~20時。火曜、第1・第3月曜定休。8月31日まで。

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