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松本にイタリアン「Da qui」-イタリアの素朴な家庭料理提供

昼間は優しい日の光が入る店内

昼間は優しい日の光が入る店内

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 松本市の「深志二丁目」信号近くに4月13日、イタリアンレストラン「cucina italiana Da qui(クチーナ イタリアーナ ダ クゥイ)」(松本市深志2、TEL 0263-33-1677)がオープンした。

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 店舗面積は17坪。席数はテーブル・カウンター合わせて22席。イタリアのミラノやナポリで修業を積んだ店長の奈良井寛之さん(34)がイタリアの家庭料理をメーンに提供する。

 グランドメニューは、「鶏の白レバーのパテ バケットのトースト添え」(1,000円)などの前菜や、トリュフの産地であるイタリアではよく食べられているという調理法で仕上げる「6時間コトコト煮込んだマッシュルームペーストで仕上げたきのこスパゲッティー」(1,300円)などのパスタ、その日の仕入れで変わる肉・魚料理など。現在は、「サワラと新たまねぎのサオール(ベネツィア風南蛮漬け)」(1,200円)や、骨髄もすくって食べられるほど煮込んだ「仔牛のスネ肉の煮込み 『オッソ ブーコ ディミラネーゼ』 サフランのリゾット添え」(2,500円)などを提供する。手打ちパスタを使ったメニューも用意する。

 ランチタイムには、週替りで用意する3種類のパスタのいずれかにサラダ・自家製パン・デザート・ドリンクがセットのコース(1,000円~)と、さらに前菜4種と肉または魚料理が付く本格派コース(2,800円)がある。「本格派コースに付くデザートはディナータイム仕様。かなりお得でしっかり楽しめる内容になっている」

 ドリンクは、奈良井さんが厳選したワインを多くそろえる。現在は「アルトゥリス」(3,500円)や「ラクリマ・クリスティ ビアンコ」(4,500)など19種類。ボトル提供だが、飲みきれなかった場合は持ち帰りも可能。グラスワインも用意する。「ワイン選びの相談にも乗るので、気軽に声を掛けて」

 奈良井さんは塩尻市出身。高校卒業後に上京し調理の専門学校に進み、卒業後は9年にわたり都内で経験を積んだ。「イタリアンはピザやパスタだけではないと知った」。さまざまなイタリア料理の可能性を求めて渡伊し、3年ほど修業して帰国。働きながら独立の構想を練っていたという。

 「ピザやパスタに特化しない店にしたかった。ぜひ気軽にイタリアの家庭料理を味わってもらいたい。カウンターもあるので、ワインを楽しみたい方にもおすすめ」と奈良井さん。「これからもっとメニューを増やしていきたい。地元産のワインも取り扱っていけたら」とも。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時(以上ラストオーダー)。火曜定休。

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