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安曇野でTシャツ展-イラストレーターなど17組、刺しゅうなど多彩に

さまざまなデザインのTシャツが並ぶ

さまざまなデザインのTシャツが並ぶ

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 安曇野のギャラリーカフェ「BANANA MOON(バナナムーン)」(安曇野市穂高有明、TEL 0263-83-8838)で現在、企画展「Tシャツ展」が開催されている。

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 同展は、イラストレーターやグラフィックデザイナー35組がデザインしたTシャツを、2部にわたって展示するもの。1部(6月26日まで)は、イケダユーコさん、小沢夏美さん、狩野岳朗さん、玉井健二さん、成瀬政博さん、ミロコマチコさん、山崎美帆さんなど18組。2部(6月28日~7月24日)は、春日千尋さん、辻恵子さん、木村彩子さん、成瀬遼さん、ひらいみもさん、三谷孝幸さん、芳野さんなど17組が出展する。

 Tシャツは、一点ものやイベントなどでしか購入できないものばかり。イラストレーターの小沢夏美さんは刺しゅうを施したTシャツを出展。さまざまな色の糸で、鳥や月、虹のようなラインを描いている。小沢さんが手描きした動物のお面も付く。イラストレーターで漫画家の越川律幸さんはエコバッグ付きのTシャツで、どちらも直接生地にイラストを描いたもの。成瀬政博さんはウサギと魚が合体したキャラクター「うさとと」をデザインした。

 形は、一般的なものからゆったりと着られるもの、キッズサイズなど幅広く用意。「大人がかっこ良く着られるものを用意してくるのかなと思ったら、意外とキッズサイズを作ってくれた人も多い」と同店オーナーの成瀬唯さん。Tシャツのほかに、絵本や作品集などの冊子も置く。

 過去に同店で展示したことがある人や、成瀬さんが一緒に仕事をしてみたいと思った人に声を掛けて実現したという。「本当は各期間12組くらいでやろうと思っていたが増えてしまって(笑)。とてもにぎやかになった」と成瀬さん。「好きなアーティストがいても、作品は高くて買えないという人がいると思う。Tシャツなら手頃な価格で購入でき、着ることもできるのでこの機会にぜひ」とも。

 作品は全て販売する。Tシャツ=2,500円~、冊子=525円~など。営業時間は9時30分~18時。入館料は500円(1ドリンク付き)。水曜定休。

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