松本出身4人組ロックバンド「THE NAMPA BOYS」がメジャーデビュー

6月6日にタワーレコード渋谷店で行われた「松本物産展」の様子

6月6日にタワーレコード渋谷店で行われた「松本物産展」の様子

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 松本出身の4人組ロックバンド「THE NAMPA BOYS(ナンパボーイズ)」が6月6日、シングル「プランジ」でメジャーデビューを果たした。

7月11日発売のミニアルバム「froM」ではレオタード姿に

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 メンバーは全員、同市出身の19歳。小林聡里さん(Vo&G)、田中悠貴さん(B)、澤柳昌孝さん(G)、後藤駿さん(Dr)の4人。2005年、当時中学1年生だった小林さんと田中さんを中心にバンドを結成。地元のライブハウスなどを中心に活動し、2008年には10代のアーティストのみによるロック・フェスティバル「閃光ライオット」にも出場した。その後、活動休止やメンバーの脱退など紆余(うよ)曲折を経て、田中さんと澤柳さんが加入して現在のメンバーに。小林さんの大学進学を機に昨年4月に上京し、ライブ活動を重ねてきた。昨年8月のライブがレコード会社の目に留まり、12月に育成契約。同シングルはテレビ東京のドラマ「クローバー」の主題歌として書き下ろしたもので、同ドラマの入江悠監督が音源を聞き「勢いとパワーを感じる」と抜てきしたという。

 「地元のバンドシーンを盛り上げたいという気持ちがあるし、松本を代表するバンドになりたいと思っている」と小林さん。「東京に出て、自分たちの功績を残したほうが地元のためにもなる。松本で培った音楽を東京で響かせたかった」と上京時の心境を振り返る。シングル発売当日には、「自らの手で売りたい」とタワーレコード渋谷店で特別イベント「松本物産展」を実施。メンバー自ら店頭に立ち、購入者に松本の名産品を手渡した。

 7月11日には同シングルも含めた6曲入りのミニアルバム「froM」をリリースする。タイトルの「M」は「ミュージック」、「松本」などの頭文字から取ったもので、収録曲の中には地元への思いを歌った「待つ元」も。6月30日には松本駅近くの「MOLE HALL」(松本市深志1)でライブを行う。開場=17時、開演=18時。チケットは、前売り=2,000円、当日=2,500円(ドリンク代別)。8月11日には「ALECX」(同)で予定している。

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