実演やワークショップなどでクラフトと触れ合うイベント「クラフトピクニック」が10月17日・18日、松本・あがたの森公園(松本市県3)で開かれた。主催はNPO法人松本クラフト推進協会。
木工、陶磁、金属、ガラス、皮革、食品など約100組が出展。会場内には実演やワークショップを行うブースが並んだ。アクセサリーや木のおもちゃなど20分ほどで気軽に作れるものから、器の絵付けやニットストールの手編みなど1時間以上かけて本格的に製作するものまでバリエーション豊富な展開。作家に素材や道具について聞きながら取り組む人や完成したおもちゃを手に芝生で遊ぶ子どもたちの姿も見られた。
初めて出展した松尾大さんは、宝石研磨体験を用意。八面フローライトを、徐々に細かい紙やすりで、輝きが出るように磨いていく。滑らかになっているかを指で触って確認しながら、大人も子どもも作業に熱中していた。
東京で15年ほどジュエリーの仕事をしていた経験を持つ松尾さん。現在は、安曇野市の地域おこし協力隊として活動しながら、市内明科に工房「rukutsu jewelry」を構える準備をしている。「予想以上に多くの人に興味を持ってもらってうれしい。天候にも恵まれ、楽しんでもらえて良かった」と笑顔を見せる。
開催は今年で23回目。毎年5月に行われる「クラフトフェアまつもと」の姉妹イベントとして、「物を使う人と作る人が出会い、ものづくりの過程を楽しむ」ことを目的にしている。実行委員長の寺澤尚美さんは「どのように物が作られているのかを知ったり、手を動かすことを楽しんだりできる場をこれからも作っていければ」と話す。