安曇野のギャラリーでグループ展-イラストをメーンに作家10人が出展

和気あいあいと談笑するP.O.Pメンバー。

和気あいあいと談笑するP.O.Pメンバー。

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 安曇野市の「信毎安曇野支局ギャラリー」(安曇野市豊科)で現在、イラストをメーンにしたグループ「P.O.P」の作品展「POP PARANOIA」が開催されている。

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 「P.O.P」は、県内で活動する作家のグループ「M.I.A.」のメンバーの中で、イラストをメーンに制作している人たちの集まり。手描きやデジタルの作品など、さまざまなスタイルのイラストを展示する。出展者はあめたさん、牛越彩音さん、川上謙一さん、ぺんさん、丸山功一さん、YUKAさん、Yukiさん、MATEOさん、MICHIさん、-San-さんの10人。

 大町市の牛越彩音さんは中学3年生。小学6年生のときに安曇野市の穂高駅前にあるカフェ「ひつじ屋」で個展を開いたのがきっかけで「M.I.A.」に参加した。牛越さんは「天国」と「海と宇宙」をイメージした2点を出展。アクリル絵の具で描いたメーンのイラストに、花や動物の形に切った紙を組み合わせてコラージュ風の作品に仕上げている。「いつもはイラストなので、今回はコラージュにも挑戦してみた」と牛越さん。

 安曇野市の元漫画家・丸山功一さんは、和と洋のテイストのファンタジー画を出展。展示初日の朝4時まで描いていたという点描画や般若の面、仏像などのイラストは迫力がある。「アシスタント時代にこういった作風を勉強した。かわいらしいイラストも描くけどね(笑)」(丸山さん)。

 波田町の川上謙一さんは、自身も好きなバイクをテーマにさまざまな風景を優しいタッチで描いた。その大好きなバイクで事故に遭い、波田総合病院に入院したのがきっかけで、同院には川上さんの作品が飾ってあるという。「描くことは趣味で始めた。これからも優しい雰囲気の絵を目指して描いていきたい」(川上さん)。

 代表のMATEOさんは「主婦や学生、会社員などいろんな人たちが参加している。興味がある人は気軽に連絡してほしい」と話す。「土曜、日曜は作家たちが在廊するので、いろんな話をしてみて」とも。

 開催時間は9時~17時(28日は16時まで)。入場無料。6月28日まで。

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