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松本・桐にお好み焼き鉄板ダイニング「まるひ」 両隣の「先輩」のように愛される店に

店名は「自分の名前と、面白おかしくいろいろな意味にとってもらえるように考えた」と渡辺さん

店名は「自分の名前と、面白おかしくいろいろな意味にとってもらえるように考えた」と渡辺さん

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 お好み焼き鉄板ダイニング「まるひ」(松本市桐1、TEL 0263-87-7886)が7月8日、松本・桐のコマツプラザ内にオープンした。

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 席数はテーブルとカウンター、小上がり、半個室合わせて42席。自分で焼くのではなく、カウンターキッチンで焼いたもの提供するスタイルで、店主の渡辺秀人さんは「一番おいしい状態で食べてほしい」と話す。

 かつお節は植田鰹節(かつおぶし)店(大手3)、卵は会田共同養鶏組合(会田)、米とキャベツは長野市の農家のものを使用。麺は、もちもちした食感が特徴の「たまご麺」を大阪から取り寄せる。

 お好み焼きは、ネギと卵黄をのせた「まるひオリジナル」(1,180円)のほか、「豚玉」(880円)、「もちチーズ」(1,080円)などを用意。「焼きそば」(880円)や、関西地方で親しまれている、炒めた豚肉と野菜などの具を卵で包んだ「とんぺい焼き」(630円)も、定番からめんたいこなどが入ったものまで数種類を提供する。「塩タレ野菜炒め」(380円)や「ガリバタチキン」(680円)などの鉄板焼きメニューや、焼き飯なども。

 東京・渋谷の飲食店で3年半、鉄板焼きを提供していたという渡辺さん。母の実家が松本にあった縁で、10年ほど前から時々訪れていたという。「松本はなんだか、懐かしいような、ホッとするような感じがする街」と渡辺さん。昨年11月ごろに移住し、開業に向けて準備を進めてきた。

 「この辺りは、『粉もん』文化にはあまりなじみがないかもしれないが、これまでの経験を生かしておいしい味を届けていきたい」と渡辺さん。東隣は「驪山(レイザン)」、西隣は「メーヤウ」がある。「地域の皆さんに長く愛されている『先輩』のように、ふと食べたくなって足を運んでもらえるような店にしていければ」とも。

 営業時間は、11時30分~15時、17時~23時。

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