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松本・梓川に完全予約制鉄板焼き店 沖縄からUターンした夫婦が開業

落ち着いた雰囲気の店内

落ち着いた雰囲気の店内

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 松本・梓川に完全予約制の鉄板焼き店「Hana Restaurant(ハナレストラン)」(松本市梓川倭、TEL 0263-88-7323)が10月2日、オープンした。

 外観は旧制松本高校をイメージし、随所に花をあしらい柔らかな雰囲気に仕上げた。店舗面積は約14坪、席数はカウンター7席。沖縄でオーベルジュ「&Hana Stay」を経営していた飯村浩二さん・りかさん夫妻が、りかさんの故郷に戻って開業した。

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 完全予約制で、特選黒毛和牛と季節の野菜を中心にしたメニューは「マーガレット」(8,000円)、「リリー」(1万円)、「クローバー」(1万5,000円)の3コース。シェフを務める浩二さんは「厳選した最上級の肉と旬の野菜、『鉄板焼きの王道』を楽しんでもらえれば」と話す。

 飯村さん夫妻は、2人の憧れでもあった沖縄へ2009年に移住したが、りかさんの両親のこともあり、2016年12月にUターン。「一度離れたことで、この地の良さをあらためて実感した」とりかさん。高校時代まで暮らしていたという場所に住居兼店舗を構えることに決め、準備を進めてきた。

 壁には、庭に植えられていた柿の木を活用したオブジェを飾る。「木を切ることには納得していたのに、いざ切るとなると急に悲しくなってしまった」とりかさん。木工作家で「アトリエm4(エムフォオ)」(入山辺)の前田大作さんに相談したところ、「木は切っても、新しい命が宿る」と言われて安心したという。「こうしてオブジェに生まれ変わって、店を見守ってくれているように感じる」

 誕生日や結婚記念日などに利用する人が多いが、「敷居の高い店にはしたくない。夫婦2人で丁寧なおもてなしをして、『来て良かった』と思ってもらえる店にしていきたい」と浩二さん。りかさんは「非日常でありながら、ほっとしたり、楽しめたりできる空間にしたい。記念日や、大切なお客さまをもてなしたいという特別な時間のお手伝いができれば」とほほ笑む。

 営業時間は12時~22時。