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松本・中山で県内女性作家が2人展「エリコレ」 手織りマフラーと3色の陶器

どちらも落ち着いた色合いの作品

どちらも落ち着いた色合いの作品

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 織り作家の中村摂子さんと、陶芸家の及川恵理子さんの2人展「エリコレ」が現在、松本・中山のギャラリー「Gallery sen(せん)」(松本市中山)で開催されている。

肌触りの良い絹のストールも

 伊那市在住の中村さんは、植物で染めた糸を用いたマフラーやストールなど約60点を用意。綿や絹のほか、綿と絹を縦糸と横糸に使ったものも並ぶ。同ギャラリーの大久保修子さんは「手に取って見てもらえると、手触りもよくてチクチクしないし、丁寧な仕事がよく分かる」と話す。

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 及川さんは中野市在住。器は「ネズ」「ゴス」「テツ」の3色展開で、カップや皿、片口など約300点を出品する。カップは円筒形をベースにしたシンプルなものが多く、皿はだ円や四角い形のほか、鉄やつるの持ち手を付けたものも。ふたものは、木曽の「まるみ木地屋」に依頼した木製のふたを組み合わせた。普段合わせている陶製のふたは、小皿として販売する。

 中村さんは島根県出雲市の出西織・多々納桂子さんの元で藍染めと織りを学び、及川さんは島根県大田市森山窯・森山雅夫さんに師事。師匠同士の仲が良かったことから、交流するようになった。その後、お互い県内で独立。同ギャラリーがオープン当初から、中村さんが手掛ける「あづま袋」を扱っていたこともあり、2人展が実現した。

 中村さんが「エリマキ・コレクション」という個展を行っていたことから、及川さんの名前と合わせて「エリコレ」という名に。DMにはエリマキトカゲのキャラクターも登場し、落ち着きすぎない程よく力が抜けた雰囲気の展示になった。大久保さんは「2人ともあまり前に出ない方なので、こうして紹介できるのがうれしい。ちゃんと自分自身の目で見て、良さを感じてもらえる方の手に渡っていけば」と話す。

 価格は、マフラー=1万1,000円~、カップ=1,800円~、皿=2,200円~。オーブンにも使える及川さんの器で作った「濃厚チョコレートケーキ」(4,600円、器代込み、予約優先)も販売する。

 営業時間は11時~18時。火曜・木曜・金曜定休。11月5日まで。

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