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松本・中町で「夏のテーブル」展-女性作家グループが「食」テーマに

メンバーの作品が並ぶ

メンバーの作品が並ぶ

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 松本・中町の「ようさん工房」(松本市中央3、TEL 090-6567-6853)で現在、松本を拠点に活動する女性作家グループ「PomPom(ポムポム)」の作品展「夏のテーブル」が開催されている。

アイス・ジャム用、かき氷用、マスタード用とさまざまな形のカトラリー

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 メンバーは、金井三和さん(陶作品)、百瀬裕子さん(写真)、田路恭子さん(木工)、百瀬陽子さん(布作品)、小沢夏美さん(絵)、梅川茜さん(紙作品)の6人。2010年11月に結成し、昨年6月に「おしゃれ」をテーマにグループ展を開催、小冊子を発行するなどの活動を続けている。

 2回目となるグループ展のテーマは「食」。金井さんは注ぎ口付きのカップや箸置きなどの食器類を制作した。田路さんは木のカトラリーに初挑戦。サクラやウォールナット、ブナを使用し、一つずつ丁寧に削った。百瀬裕子さんはスイカをテーマに、ポストカードをはじめ、うちわや刺し子のハンカチなどを出展する。

 裕子さんの妹・陽子さんは、小沢さんが描いた鳥柄をエプロンやテーブルクロスに刺しゅうした。小沢さんが布クレヨンでカラフルな模様を描き、陽子さんが縫ったコースターも。「前回は各自の作品だけだったので、コラボは初めて。個展ではできない面白さがある」と陽子さん。ほかに、メンバーが描いた絵を基に梅川さんが制作した「紙のコラボトレー」も並ぶ。

 ディスプレーなどは6人で相談しながら行った。「前回とはまた違った展示になって新鮮」と金井さん。「テーマが変わると雰囲気も変わると思った。普段の自分では思いつかないようなアイデアが生まれることもあり、グループ展ならではの楽しさ」と話す。

 作品は全て販売も行う。ポストカード=150円~、コースター=250円、カップ=1,200円、カトラリー=1,200円~、紙のトレー=3,500円、エプロン=7,500円、絵画=1万8,000円~など。

 営業時間は11時~19時。入場無料。7月29日まで。24日にはコースターとランチョンマット作り、26日には「おみやげ・さしいれBOX」作りのワークショップも行う(いずれも参加費1,500円、当日17時まで随時受付)。

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