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松本に洋食店「松本きらく亭」-「昭和の洋食店」目指しメニュー豊富に

落ち着いた雰囲気の店内

落ち着いた雰囲気の店内

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 松本パルコ近くに6月9日、洋食店「松本きらく亭」(松本市中央1、TEL 0263-33-1522)がオープンした。場所は「キュイジーヌ 寓(ぐう)」跡。

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 店舗面積は25坪。席数はカウンターとテーブル合わせて40席。店内は木目を基調とし、落ち着いた雰囲気を演出する。同店は「ハンバーグ工房」(笹賀)の姉妹店。店名の「きらく」には、「気楽」のほか、来る楽しみの「来楽」や木のぬくもりを楽しむ「木楽」など、さまざまな「きらく」の意味を込めている。

 メニューは、ステーキやパスタ、ハンバーグ、ピザ、サラダ、揚げ物など幅広く用意する。「昭和の洋食店をイメージしたメニューにした」と同店オーナーシェフの近藤勝保さん。「おふくろの味 ナポリタン」(840円)は家庭で作るナポリタンをイメージして魚肉ソーセージを入れる。「昭和のオムライス」(1,050円)は薄く焼いた卵を巻くタイプ。このほか、「ポークチーズカツレツ」(1,155円)や「トンテキ」(1,050円)なども。「今の若い人たちは『トンテキ』なんてわからないでしょ(笑)。そういうのを伝えていきたいという思いもある」と近藤さん。「サラリーマンの方たちには『懐かしいね』と喜んでもらえている」。

 ドリンクはビール、ワイン、ウイスキー、ハイボール、ノンアルコールドリンクなど豊富に用意。松本山雅を応援する緑色のビール「グリーンビール」(494円)は、オリジナル山雅グラスで提供する。

 ランチタイムは「本日のランチ」(1,000円)を提供。前菜プレート、メーン料理、サラダバー、ドリンクバーのセットで、前菜プレートとメーン料理は数種類の中から一品ずつ選べる。200円追加で手作りデザートも。「特に女性はちょっとずつ、いろいろなものを食べたいという気持ちがあると思うので、お得(笑)」。

 「寓」は、料理長の病気療養のため5月に閉店。近藤さんは知人を介して「寓」のオーナーから「この場所で洋食屋をやってほしい」と頼まれた。「あまり時間がなかったが、料理経験25年の集大成としていいタイミングかなと思って開店を決意した」。

 「懐かしい味を楽しんでもらえる店にしたい」と近藤さん。「ジビエ料理も増やしていきたい」とも。

 営業時間は、月曜~土曜=11時30分~14時30分、17時30分~23時30分、日曜=11時~16時30分(以上ラストオーダー)。水曜定休。

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