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「松本の街をどうデザインするか」テーマに対談-デザイン・キャンプ最終回

昨年の「デザイン・キャンプ松本」の様子(写真提供:松本商工会議所)

昨年の「デザイン・キャンプ松本」の様子(写真提供:松本商工会議所)

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 デザイン技術の向上などを目的とした「第20回 デザイン・キャンプ松本」が3月29日、松本市美術館(松本市中央4)で開催される。

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 主催は松本デザイン交流会議(松本市、松本商工会議所、長野県デザイン振興協会)。毎年、全国で活動する有名デザイナーを招き、「デザイン」についての講演を行う同イベント。デザイン技術の向上やデザイン意識の浸透を図り、産業・文化の発展につなげることを目的に行われてきた。「当初の目的を達成できた」(同交流会議事務所)とし今年が最後の開催となる。

 最終回となる今回は「松本の明日へ向かって…いま、この町をどうデザインするか」をテーマに、松本市出身の建築家・柳澤孝彦さん、松本商工会議所前副会頭の池田六之助さん、東京理科大学理工学部建築学科教授で「小布施町まちづくり研究所」所長の川向正人さんの3人が対談を行う。

 松本では近年、「松本駅・お城口(東口)をどうデザインするか」をテーマにしたシンポジウムや、「松本カタクラモール」を中心にした再開発計画についての勉強会など、「街づくり」に関した動きが活発になっている。「最終回として、それらを踏まえたテーマにした」と松本商工会の片田伸一さん。

 「柳澤さんは松本市景観審議会の会長、池田さんはずっと松本の街を見続けてきた方、川向さんは『街づくり』のさまざまな活動を行っている。貴重な話が聞けると思うので、多くの方に参加してもらえたら」(片田さん)。

 開催時間は14時~16時。参加無料。定員100人。申し込み・問い合わせは松本商工会議所観光グループ(TEL 0263-32-5345)まで。当日は「信州ブランドアワード2010」発表パネル展示も行う。

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