長野県VS新潟県「信越麺戦記」-松本で中南信初のラーメンイベント

「信越麺戦記」ラーメンを求め列を作る来場者。

「信越麺戦記」ラーメンを求め列を作る来場者。

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 松本市のジャスコ南松本店(松本市双葉、TEL 0263-29-0011)で「信州ラーメン対新潟ラーメン」と銘打ったご当地ラーメンイベント「信越麺戦記Part1」が行われている。

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 同イベントは中南信地域では初のラーメンイベント。新潟県からは「酒麺亭 潤(じゅん)」(燕市)、「昔食堂 なおじ」(新潟市)、「麺や 来味(らいみ)」(新潟市)が参加。県内からは「凌駕(りょうが)」(松本市)、「気むずかし家」(長野市)、「ロコ×3(ロコロコロコ)」(軽井沢町)の3店が30日まで、5月1日からは「烈士洵名(れっしじゅんめい)」(長野市)、「ゆいが」(長野市)、「おおぼし」(上田市)が出店。全店1杯700円で提供する。

 これまで県内で開催されたラーメンイベントは、すべて長野市で行われていたが、「松本など中信地方にはラーメンブログを書く人が多いことから、需要はあると考えていた」と実行委員会担当者。プロデュースは、長野市で行われた「ラーメンファンタジスタ」「信州麺バトル」などを手がけた塚田兼司さんが担当、開催場所はジャスコ南松本店が応じ、今回の開催に至った。

 初日の25日は雨、26日は強風と天候には恵まれなかったが、2日間で約6,000杯のラーメンを販売。魚介系が主な特徴の新潟ラーメンでは「酒麺亭 潤」が、県内店では松本から離れた「気むずかし家」「ロコ×3」の人気が高かったという。地元店の「凌駕」は、イベントオリジナルメニューの「炙りチャーシューと春野菜の汁なし麺」で臨む。

 実行委員会では期間中に3万5,000人の人出を見込む。「特設サイトを開設してから、多くのブロガーがバナーを貼って、記事にしてくれた。スタートしてからは実際にレポートも上がっていて、盛り上げてくれている」と、同担当者はネット上の反響を喜ぶ。

 「今回はPart1。今後は対富山、対金沢などと広げていきたい」と担当者。実行委員でジャスコ南松本店専門店会会長の川上清吾さんは「新潟のラーメンはこの機会を逃すとなかなか食べられないと思う。ぜひ味わいに来てもらえれば」と話す。

 会場はジャスコ南松本店東側駐車場。営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。5月6日まで。

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