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テアトル銀映、24日に閉館−「街の映画館」が50年超の歴史に幕
(2008年10月21日)
松本市の映画館「テアトル銀映」(松本市城東1、TEL 0263-32-3836)が10月24日の上映をもって閉館する。
同館は松本座が「松本大映」の名で1950年ごろにオープン。数年後に「松本大映」が移転し、同館は松本座が東部興行に貸す形で「スカラ座」として営業を開始した。その後、当時本町で「銀映座」を運営していた松本興行(城東1)が松本座の持ち株を買い取り、1960年代後半に経営を譲渡、以降「テアトル銀映」として運営してきた。
閉館の発表があったのは今年5月。同社では今年12月下旬にオープン予定の県内最大級の複合映画館(シネマコンプレックス)をイトーヨーカドー南松本店(高宮中)の北側駐車場に建設中だが、「施設の老朽化や駐車場の問題などが直接の理由。(シネコンの建設は)タイミングが合ったという感じ」と同社の北原新八郎会長は話す。
県内初の70ミリ映画館としてオープンした同館。当時、70ミリは近県地域でも珍しかったという。「どんな映画でも見に来てくれる、『銀映で見たい』という『銀映ファン』がたくさんいた。本当にありがたいことだと思う」と北原会長。50年近く運営していて、一番印象に残っているのは「未知との遭遇」(アメリカ、1978年)の上映。「上映回ごとにお客さんで一杯になって…1日に1,000人以上の人が見にきてくれた」と振り返る。
閉館日の24日も通常通りの上映を行う。「幸せの1ページ」「同窓会」はともに19時が最終上映。当初は御礼興行の計画もあったが、当日はいつも通りの上映となり、平常と同じ中での静かな幕引きとなる。「愛してくれたお客様がたくさんいてくれたので、閉館は寂しい。でも、今度は新しくなったシネコンで、映画を鑑賞するのに最高の環境でお迎えすることで恩返ししたい」(北原会長)。
市民にはお馴染みの通り上にかかる看板(関連画像)松本テアトル銀映 映画館( goo 映画)「シネマアートン下北沢」閉館−惜しむ声続々、再開嘆願の署名も(下北沢経済新聞)「映画発祥の地」から老舗映画館が消える−千日前国際シネマ休館(なんば経済新聞)
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