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松本・中町のギャラリーで「奥ノ蔵のどうぶつ展」 さまざまな布の作品60点

2階のギャラリーにはさまざまな動物が並ぶ

2階のギャラリーにはさまざまな動物が並ぶ

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 松本・中町のギャラリー&ショップ「手仕事商會すぐり」(松本市中央3、 TEL 0263-33-7736)で現在、布もの作家・上野みどりさんの個展「奥ノ蔵のどうぶつ展」が開催されている。

同展に合わせて額も用意

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 布で作ったさまざまな動物、約60点を展示する。ウマ、ラクダ、シロクマ、ロバ、ゾウ、キリンなどのほか、ユニコーンやクビナガリュウなども。以前、子ども向けの企画展に合わせて制作した動物のお面とマントや、絵本を題材にした作品も出展する。

 作品は、動物のスケッチをしてからオリジナルで型紙を作り、試作を重ねていく。動物ごとに布を使い分け、毛並みなどの特徴を表現。「作りたい動物があって、合う布を探すことが多いが、布から考えることもある」という。

 「Kucha」という屋号で、松川村で制作活動を行っている上野さん。8年ほど北欧の機織りを学んだ後、2005年から布で小物や動物などのオブジェの制作を始めた。動物を作り始めたきっかけは、「友人に贈ったら面白がってくれた」こと。同店店主の木内文嘉さんと以前からの知り合いだったこともあり、個展が実現した。

 どのように展示するかを考え、壁にも置けるようにと家具職人の夫の協力を得て額を用意。奥の窓際にも作品を並べた。「ギャラリー自体が小路を入った奥まった場所にあるので、その雰囲気も含めて空間づくりを考えた」と上野さん。「一つ一つ、ゆっくり見てもらえれば」と話す。

 作品は一部販売する。価格は、布のどうぶつ=5,800円~など。営業時間は11時~18時。水曜定休。11月15日まで。3日~6日は上野さんが在廊予定。

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