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松本山雅、2014新体制を発表-6位以上、J1昇格目標に

タオルを掲げて「勝利の街」を歌うサポーター

タオルを掲げて「勝利の街」を歌うサポーター

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 松本山雅F.C.が1月25日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)でシーズン新体制発表会を開き、約1500人のサポーターで会場は緑一色に包まれた。

新ユニホームの発表も

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 大月弘士社長は「皆さんの温かい声援が選手たちの大きな力になる」とあいさつ。その後、マスコットのガンズくんが登場して今シーズンのスローガン「One Soul~走力×創力×総力~」を発表。サポーターからは「One soul」コールが上がった。

 選手は、コールや握手、タッチに迎えられて一人ずつ入場。反町康治監督は「今年も一枚岩となって戦うので、ご声援よろしくお願いします」とあいさつした。続いて、選手会長に就いた喜山康平選手が「新加入選手も皆さんの熱さを感じたと思う。シーズン最後に笑い合えるように頑張りたい」と真面目に話した後、恒例となったエルシオコーチの物まねを3パターン披露した。

 歓声と声援、笑いが入り交じる和やかなムードの中、各選手が自己紹介とあいさつを行った。昨年6月から期限付き移籍をした犬飼智也選手は「今年はスタートから戦えるので、スタートダッシュを切りたい」。完全移籍加入の岩上祐三選手は「皆さん一緒にJ1へ行きましょう」と呼び掛けた後に、周りの選手から促されて「エア」ロングスローを見せた。

 新加入となる9選手は、会場の熱気に圧倒された様子。「生まれ育った町・松本に帰って来られたのをうれしく思う。最後まで諦めず、山雅らしく戦いたい」(田中隼磨選手)、「練習は厳しいが、弱音を吐いてもいられない。昇格目指して頑張る」(大久保裕樹選手)、「J1に昇格するためにこのチームに来た」(岩間雄大選手)、「まだ朝の寒さには慣れないが…昇格という大きな目標に向け共に頑張りましょう」(棗佑喜選手)。ブラジル出身のサビア選手は「皆さんこんにちは。背番号9、頑張ります」と日本語で意気込みを語った。

 2011年に急逝した松田直樹選手の背番号「3」を付ける田中選手は、質疑応答で今の気持ちを問われ「最高です」と何度も口にした。「いろいろな人の思いや覚悟を背負っていくと決めたので、賛否両論あるが『3』と一緒に戦っていきたい」。6年目となる鐡戸裕史選手はJ1に臨む今シーズンについて「年々戦う集団になってきている。その中に自分も残って戦えることをうれしく思うし、このチャンスを逃さないようにしたい」と話した。

 チームはこの後、静岡、鹿児島などでキャンプを行い、3月2日に味の素スタジアム(東京都調布市)で東京ヴェルディと開幕戦を行う。

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