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信州産リンゴ3種「信州りんごスター」発売-松本の企業と農家がタッグ

「信州りんごスター」左から秋映、シナノゴールド、シナノスイート

「信州りんごスター」左から秋映、シナノゴールド、シナノスイート

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 長野県産の3種類のリンゴをセットにした「信州りんごスター」が11月3日に発売される。

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 果汁が多く優しい甘みの「シナノスイート」、甘みと酸味のバランスがとれた「シナノゴールド」、強い香りと甘みが特徴の「秋映(あきばえ)」と、個性が異なる3種類のリンゴを1つずつセットにしたもの。いずれも県内で開発された品種で、シナノスイートは小澤果樹園(大町市)、シナノゴールドは宮嶋林檎園(小諸市)、秋映はNO-JIN(松本市)が生産。それぞれ収穫時期が異なるが、最新の保存技術を用い、旬に近い状態で詰め合わせた。販売元はコワーキングスペース「Knower(s)(ノウアーズ)」(松本市大手1)を運営するクラウドット(巾上)。

 同スペース代表の清水達也さんと小澤果樹園が「もっと長野のリンゴをアピールできる方法を考えよう」と今年5月、企画をスタートした。「農産物そのものを、お土産としてもっと利用してもらえればと思った。箱買いするほどの数はいらないけど、ビニールの袋詰めでは贈り物としては味気ない」と清水さん。量やパッケージについて検討を重ねた。「ヒントになったのは、ミスタードーナツ(笑)。ちょっとしたお土産にも、飲んで帰りが遅くなったときにちょっと持って帰るのにも使える、あの箱をイメージした」

 同封するパンフレットには、生産者の農家の情報とメッセージが添えられている。「農家の皆さんが丁寧に思いを込めて育てたものだということを可視化したい」と清水さん。「それぞれ個性あるリンゴなので、その違いを楽しんでもらえれば」と話す。

 価格は1,500円。インターネットで販売(発送は11月3日から)するほか、今後は、「まつもと自然村」(島内)や東京都内の県の直売所などでも販売予定。問い合わせは清水さん(TEL 090-2422-0099)まで。

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