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松本で「秋の便りとこづつみ展」-布小物や菓子など作家10人が出展

会場の様子

会場の様子

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 松本市のカンボジア料理カフェ「こーさんのうち」(松本市島内、TEL 0263-88-5365)で現在、企画展「秋の便りとこづつみ展」が開催されている。

和栗やリンゴなど秋の食材を使った菓子も

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 同店を営む平野陽子さんが企画。作家10人の作品を展示する。参加するのは、金井三和さん、山本美和さん(以上陶器)、服部陽子さん(アロマ小物)、長澤春佳さん(フェルト)、宮嶋洋子さん(織物)、塩月あいさん(リメーク小物)、中村綾花さん(帽子・小物)、西谷美緒さん(絵はがきなど)、yukaさん(デジタルイラスト)、三澤知亜紀さん(菓子)。

 服部さんは「見せるハーブ」として、ハーブティーの茶葉を小瓶に詰めたネックレスを制作。一つの瓶に2~7種類のハーブが入り、色もイエロー系やグリーン系などさまざま。プレゼント用などにも使えるように、小袋を用意する気遣いを見せる。ほかに好きな香りを持ち運べるようにした小箱付きのアロマペンダントも展示する。

 長澤さんはフェルト製のコースターやヘアゴム、子ども用の靴を用意。コースターは三角形で、購入者には木の棒が1本付く。「『コースターを棒に結び付けると、旗のようになる』という提案みたい。すごくかわいくて楽しい発想」(平野さん)。ヘアゴムにはペーパーナプキンで作った袋が、靴にはコラージュした箱が付き、長澤さんも「贈り物」を意識した作りとなっている。

 三澤さんは秋をテーマにした菓子を作る。和栗やリンゴ、洋梨など秋の食材を使い、季節感を出す。ホオズキを使った珍しいクッキーも。「おいしいだけでなくヘルシーなのが特徴。甘いものもあれば、ピリッとしていたりおつまみっぽかったりと、いろいろな味が楽しめる」

 平野さんは昨年10月、カンボジア人の夫、チョーン・チョーブさん(通称こーさん)と開店。カンボジア雑貨の販売やライブイベントも開催してきた。「かわいい雑貨が好きで、いつか作家さんたちにお願いして展示をしたいと思っていた」と平野さん。11月に出産を控えているため、同展の会期終了後から年内は産休とし、店舗も休業する。「区切りとしてこの企画展ができて本当によかったと思う。大切な人にあげたくなるものばかりそろっているので、ぜひ手に取って見てほしい」と話す。「産休が明けたら、1周年の感謝を込めてお客さんに何か還元できれば」とも。

 作品は全て販売する。見せるハーブ=800円、フェルトコースター=400円、菓子=200円など。営業時間は11時~20時30分。月曜定休。入場無料。10月15日まで。

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