松本・駅前大通りに7月15日、小籠包専門店「豊盛(ほうせい)」(松本市深志2、TEL 0263-32-2181)がオープンした。
店舗面積は約16坪。席数はテーブル・カウンター合わせて20席。台湾出身の趙玉華さんと、妹の玉英さん、玉英さんの娘・利恵さんの3人で店を切り盛りする。
食事は本格的な小籠包がメーン。小籠包(8個、660円)をはじめ、日替わり中華丼をセットにした「小籠包定食A」や蒸し野菜肉まんをセットにした「小籠包定食B」(小籠包6個・スープ・デザート付き、各840円)などを提供する。
「この季節は特におすすめ」(利恵さん)という、旬のフルーツを使った「台湾風かき氷」は5種類を用意。夏季限定の「マンゴー」(890円)は台湾産マンゴーを丸ごと1つ使用し、アイスクリームなども盛る。「『大きい』『一人では食べられない』とびっくりするお客さんが多い。2~3人で食べるのがちょうどいいのかも。台湾ではもっと大きいものを一人で食べちゃうけど(笑)」と利恵さん。
松本に住んでいた玉華さんが「松本には小籠包専門店がない」と思ったことが出店のきっかけ。玉華さんが台湾で調理師として働いていた経験を生かして開業した。店名は台湾で「大盛り」の意味を持つ。「メニューはこれからどんどん増やしていきたい。本場台湾の味をたくさん食べてもらえれば」(利恵さん)。
営業時間は11時30分~20時。日曜定休。