大町市の「黒部ダムカレー」が商品化-県内のサークルKで限定販売

「市内では特に反響が大きく、早々に売り切れる店舗もある」(同担当者)という「黒部ダムカレー」。

「市内では特に反響が大きく、早々に売り切れる店舗もある」(同担当者)という「黒部ダムカレー」。

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 サークルKサンクス、信州大学、大町市が共同で企画した「黒部ダムカレー」が現在、県内126店舗のサークルKサンクスで販売されている。

 同商品は、黒部ダムをイメージしたもの。ダムの堰堤(えんてい)をイメージしてアーチ状にライスを盛り、湖面をカレーで再現。添える食材も工夫し、ミニハンバーグ(=岩)、ブロッコリー(=森)、ソーセージ(=流木)、卵(=太陽)などを入れた。カレーのルーには、県内産のトマトケチャップを使用する。

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 ダムをモチーフにしたカレーは、「アーチカレー」という名前で昭和40年代ごろから同市の飲食店で提供されていたという。昨年夏ごろから、「黒部ダムを使った地域おこしをしたい」と同市が「ご当地カレー」として「ダムカレー」の販売を促進。現在は市内外の20店舗が、各店オリジナルの「ダムカレー」を提供している。同市は今年5月に行われた「よこすかカレーフェスティバル2010」にも出店、認知度向上に力を入れる。

 商品化は、昨年秋ごろに、地産地消促進「MOT」プロジェクトを進めるサークルKサンクスからの提案で取り組みがスタート。2007年12月に包括連携協定を結んでいた信州大学の学生たちも「地域ブランド共同研究」として開発に参加、3者共同で商品化にこぎ着けた。「味はもちろんだが、『ダムカレー』の場合は形も大事。くずれないように、ご飯のかたさなどには苦労した」と同市担当者は振り返る。

 6月24日の販売開始に先駆け、同大学で先行販売を実施。用意した100食は45分で完売した。「外での販売だったので、電子レンジを用意するなどいろいろ大変だったが、学生さんたちも頑張ってくれた」(同)。

 販売開始から1週間、売れ行きも好調だという。学生たちがポスターや、プロモーションビデオを作成、PR活動にも力を入れる。「これをきっかけに、『黒部ダム』の玄関口として、市の認知度向上につながれば」と同市では期待を寄せる。

 価格は498円。7月7日まで販売する。

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