松本に和食中心の総菜店-元運転手、「食生活の大切さ」実感し開業

和食中心の惣菜が常時20種前後並ぶ。写真は「肉団子と野菜と煮物」と「京うの花」。

和食中心の惣菜が常時20種前後並ぶ。写真は「肉団子と野菜と煮物」と「京うの花」。

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 松本駅お城口近くに3月3日、和食中心の総菜店「福み味(ふくみみ)」(松本市中央1、TEL 0263-31-0301)がオープンした。

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 「福み味」は宅配弁当などを手がけるエックスヴィン(東京都港区)がフランチャイズで展開、長野県内では初出店となる。総菜と弁当のテークアウト業態で、弁当の予約注文、配達も受け付ける。

 総菜は、「福み味コロッケ肉じゃが」(150円)などの揚げ物7~8種類をはじめ、「肉団子と野菜の煮物」「京風なます」(各100グラム230円)などの和総菜を中心に常時20種類ほどをそろえる。総菜が入った弁当はみそ汁付きで、「豚生姜焼き弁当」(390円)や「万福(まんぷく)弁当」(490円)、「日替わりお総菜弁当」(500円)など10種類以上を用意する。

 店長の二木亮二さんが「和食中心の食生活の良さを、身をもって実感」したことが開業のきっかけ。以前、運転手の仕事をしていた二木さんは、暴食と運動不足が原因で体調を崩したという。「医師の指導の下で食生活を改善したら体調も良くなり、体重も20キロほど減った」と二木さん。「食と健康のつながり」を再認識し、「食生活の大切さを伝えたい」と思っていたところ、半年ほど前にホームページでフランチャイズ店募集の告知を見かけ、開業を決意した。

 オープンして1週間。「(同様の業態が)この辺りにあまりなかったと喜んでくれている人もいる」と二木さん。昼時は会社員が、価格が「お買い得価格」となる夕方には駅利用者の来店が多いという。今後は「ランチバイキング」として20種類の総菜から好みのものを好きなだけ選び(100グラム170円、ライス、みそ汁付き)販売する計画も立てている。「総菜は低カロリーで薄味。健康を気にしている人や年配の方にぜひ。『家族の笑顔』と『健康な生活』づくりのお手伝いをしていけたら」とも。

 営業時間は10時~21時。

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