見る・遊ぶ

松本・四賀で「ニット・木の物」父娘2人展 「見て触れて感じる楽しみを」

尚茂さん(左)とまほさん

尚茂さん(左)とまほさん

  • 107

  •  

 松本市在住の木工作家・梅川尚茂さんと次女でハンドメードニット「Pelle(ペレ)」として活動するまほさんによる展示「2人展 ニット・木の物」が現在、松本・四賀の古民家カフェ「KAJIYA(かじや)」(松本市五常、TEL 0263-64-3387)で開催されている。

手紡ぎの糸をアクセントに使った作品も

[広告]

 尚茂さんは、同店から車で10分ほどの距離に自宅兼工房「木の家具UMEKAWA」を構え、制作を行っている。地元・四賀産のアカマツなどを使った椅子や棚などの家具と、皿などの器、合わせて50点ほどを出品。背もたれが板状になっている「アフリカイス」や、枝のカーブを活かした「曲り木イス」など、ユニークな形のものもある。「年輪や形状など、木の持つ個性を生かしていきたい」。近隣の山で自ら採取した漆を塗った箸やおわんも用意する。

 まほさんの作品は、マフラーや帽子、セーターなど約40点。家庭用や工業用の編み機と手編みを、長所に合わせて使い分けている。帽子や、ショールのアクセントには自ら紡いだ糸を使用。羊の毛を部位ごとに選り分けて洗ってゴミを取り除き、毛質や作りたい糸のイメージに合わせて太さや撚(よ)りの回数を決めて紡ぐという。「これまでは色の組み合わせで自分らしさを出していたが、もっとできることはないかと考えた。今は小物やアクセントで使っているが、ゆくゆくは100%手紡ぎのセーターも作ってみたい」と話す。

 2人で展示をするのは3回目。長女の茜さんも紙の箱作家・Akane Bon Bonとして活動しており、これまでも何度か家族展を行っているという。まほさんは「母もおやつを手作りしてくれていたし、子どもの頃から、ものづくりが身近にあった。(自分の作品について)父は基本、ノーコメントだが、ときどき『いいじゃん』と言ってくれるのがうれしい」と笑顔を見せる。

 今回は同店店主の石井裕士さんが、尚茂さんに声を掛けて企画した。「とにかく見て、触って、感じてほしい」と尚茂さん。「実際に身に着けてみて、手触りや質感の違いを楽しんでもらえれば」とまほさん。

 価格は、木の皿=3,500円~、スツール=5万円~、マフラー=6,500円~、帽子=1万1,000円など。営業は金曜・土曜の11時~17時(10月31日は営業)。11月6日まで。同展に合わせて尚茂さんの自宅工房でも展示を行う。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース