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松本のギャラリーで「ニットと陶器」2人展 暮らしになじむ暖かなアイテムを

お互いの作品がなじむギャラリー内

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 ハンドメードニット「Pelle(ペレ)」の梅川まほさんと、「陶房七草」の古田秋理さんによる「Pelle+陶房七草 二人展」が現在、松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催されている。

優しい雰囲気の作品

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 梅川さんは、セーターやジップアップカーディガンのほか、マフラーやショール、帽子など約50点を出品する。落ち着いた色合いのアイテムは、家庭用の編み機などを用いてオリジナルで製作。「柔らかくて軽いもの、着ていて心地良く、負担にならないものを意識している」と話す。タグには、カシミア、アルパカ、キッドモヘア、綿、ナイロンなど主に使った糸や配色糸の素材を記す。

 子どもの頃から編み物が好きだったという梅川さん。高校卒業後、京都の専門学校へ進み、手芸店で働いた。2009(平成21)年、松本に戻って「Pelle」を立ち上げたが、試行錯誤の繰り返しだったという。その後、下諏訪町のニット製造工場に勤務。「効率性、仕事としてやっていくためのノウハウを学んだ」と振り返る。2年前に工場を辞め、再び本格的に活動を始めた。

 古田さんは、皿やマグカップ、ポットなどの食器を中心に、一輪挿しやアロマディフューザーなど含めて約120点を展示。これからの季節を意識して、新作のスープカップやカフェオレボウルも用意する。「(同ギャラリーで)グループ展には参加しているが、これだけの数は初めて。気をてらわず、定番のものをそろえた」と話す。

 社会人になってから通い始めた陶芸教室をきっかけに、活動を始めた古田さん。現在もデザイン会社に勤務しながら作陶を続ける。「実際に手を動かすことで、理想に近づいている感覚がある。デザインも陶芸もどちらも好きなので続けていきたい」と笑顔を見せる。

 同ギャラリーが2人展を企画。もともと知り合いでお互いの作風も知っていたため、「テーマや決めごとをしなくても、いい雰囲気になるのではないかと思っていた」と梅川さん。「かっこいいとかわいいの間くらい。ちょうどいい具合の好みが似ていると感じていた」と古田さん。夏、DM用に、陶器のボタンを襟もとに付けた2人の共作となるニットとカフェオレボウルを撮影したときに、思いは確信に変わったという。

 会場のレイアウトには苦労したが、木目の温かさを感じる什器などをそろえて整えた。「これからの季節、静かな愛着を持ってもらえるような一着になればうれしい」と梅川さん。「暮らしの中にそっと溶け込み、毎日使えるようなアイテムになれば」と古田さん。

 価格は、スヌード=6,800円~、帽子=1万1,000円、カフェオレボウル=2,300円、スープカップ=2,500円など。営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。10月25日まで。

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