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松本・中町にプリン専門店「春夏秋冬」 イートイン併設、食べ歩きメニューも

「プリンを感じてもらえるよう、細かい部分まで工夫した」と話す塚原さんと藍美さん

「プリンを感じてもらえるよう、細かい部分まで工夫した」と話す塚原さんと藍美さん

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 松本・中町通りにプリン専門店「春夏秋冬(はるなつあきふゆ)中町店」(松本市中央2、TEL 0263-87-3402)が2月26日、オープンした。

店内はプリンをイメージできる空間に

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 店舗面積は約24坪で、イートインスペース15席を設ける。店内は黄色をベースに、プリンをイメージできる空間づくりを意識。入り口の木製の引き戸には、スプーンの形をしたアイアンの取っ手を付け、軒下の看板やスタンド看板、店内の撮影スペースなどはプリンをモチーフに仕上げた。

 プリンは地元産の牛乳と卵を使用。定番の「みるくとたまご」(246円)、「まろやかクリーミー」(308円)のほか、日替わりや月替わりの季節のプリンなど、10数種類がショーケースに並ぶ。

 黒ごまプリンに「なまこ壁」模様のケーキを添えた「ナカマチ蔵パフェ」(780円)や濃厚なプリン液とほろ苦いキャラメルキューブが入った「プリンシェイク」(480円)、プリンロールをキャラメリゼした「パリキャラロール」(380円)など同店の開店に合わせて開発したスイーツも。店主の塚原米子さんは「場所柄、食べ歩きできるようなものを提供したいと考えた」と話す。

 塚原さんは2000年5月、市内の病院の入院病棟の空き厨房(ちゅうぼう)を借りて開業。市内・双葉に店舗を構え、スーパーなどへも出店してきたが、路面店は初めてとなる。当初は中町で土産物として対面販売を検討していたが、「広めの物件だったが場所も良かったので、イートイン併設で空間づくりを重視した」と塚原さん。次女でスタッフの藍美さんが内装デザインを提案し、多くの人の意見を聞きながら、「来た人が楽しい気分になる」店を目指して準備を進めてきた。

 「観光客はもちろん、地元の皆さんにも愛される店にしていきたい」と塚原さん。「お土産にも食べ歩きにも利用してもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~18時(12月~3月は11時~17時、いずれも日曜は16時まで)。月曜定休。

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