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松本のギャラリーで「辰野登恵子展」 色と形に温かみ感じる作品15点

松本のギャラリーで「辰野登恵子展」 色と形に温かみ感じる作品15点

ギャラリー内の様子

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 松本・筑摩の「ギャラリー石榴(せきりゅう)」(松本市筑摩2、TEL 0263-27-5396)で現在、「辰野登恵子展」が開催されている。

 辰野登恵子(1950~2014)は岡谷市生まれ。東京芸術大学大学院油画専攻を修了後、1970年代前半から作品を発表。1980年代以降は油彩制作を中心に、多彩なバリエーションの作品を創出し続けた。1995年には、史上最年少の45歳で東京国立近代美術館での個展を開催。その翌年には芸術選奨文部大臣新人賞を受賞している。

 同展では、油彩、ドローイングのほか、木版や銅板、シルクスクリーン、リトグラフなど15点余りを展示する。版画は工房との共同制作で、原画も版画用に描いているため、版画ならではの線を感じることができるという。

 先月刊行された、制作現場を紹介した書籍「アトリエ」(せりか書房)では、抽象と具象の間で大きなキャンバスに向き合う様子が垣間見える。同ギャラリーの薄井みゆきさんは「モチーフは、日常風景の中にある。その時々に、何か描きたいものがあったことが伝わる」と話す。塗り重ねられた色彩や、色の組み合わせは暖色が多い。「抽象画は冷たい印象の作品が多いが、色と形に温かみを感じる」とも。

 地元の作家だが、作品をまとめて見ることができる機会は少ないという。「作家が亡くなった後も、理解者が増えたり減ったりしながら、作品は長い期間残る」と薄井さん。「そういう意味で、辰野さんはまだまだこれからの作家。後に残った私たちが作品を見て、いろいろなことを考え、受け取っていきたい」と話す。

 価格は7万円~。開館時間は10時~18時。木曜定休。4月1日まで。同7日~15日は東京・港区の「ギャラリー石榴 南青山Room」でも開催する。

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