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松本のカフェでグループ展「実家展」 実家をテーマにした作品&放出品200点

どこか懐かしさを感じるアイテムが並ぶ

どこか懐かしさを感じるアイテムが並ぶ

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 松本・蟻ヶ崎の「実家カフェ」(松本市蟻ヶ崎3、TEL 070-6985-4111)で現在、企画展「実家展」が開催されている。

オブジェやブローチ、レトロなマッチも

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 松本・安曇野在住や出身の作家によるグループ展。「実家」をテーマにした作品と、「実家から持ってきたような」放出品を展示する。出展するのは、金井三和さん、熊谷俊行さん、こつこつさん、塩月あいさん、ひらりー夫人さん、ふじのえみこさん、モモセヒロコさん、ようさん工房、小沢夏美さんと、放出品のみで同店の今西孝恵さんも参加する。

 塩月さんは、窓枠をキャンバスのように使い、空の写真を配した作品を出品。小沢さんは当初、放出品のみの予定だったが「写真が出てきたので」と、自身が幼いころの3姉妹の写真からインスピレーションしたこけしのブローチを急きょ制作した。「昭和の食卓」の必須アイテムだった調味料をモチーフにしたブローチは熊谷さんの作品。ほかに、家の形をしたオブジェや張り子など、さまざまなアイテムが並ぶ。

 放出品は、マッチや食器、アクセサリーなど同店の雰囲気にもマッチする「昭和レトロ」なアイテムが中心。「それぞれの作家さんの原点が垣間見える気がするし、展示棚をはじめ、掘り出し物もかなりある(笑)」と今西さんは話す。

 同店がグループ展を企画するのは初めて。予想以上に多くのアイテムが集まったこともあり、ディスプレーは塩月さんに依頼した。「古き良きディープで面白かった下北沢のような、いろいろなものがギュッと詰まった空間になった」と今西さん。店内のBGMも同展に合わせ、少しマニアックな選曲にしているという。「1年ほど前からずっと温めていた企画。人それぞれの『実家像』を感じることができ、懐かしさだけではなく、面白い発見もあると思うので、のぞきに来てもらえれば」とも。

 作品は全て販売する。オーナメント=800円~、ブローチ=1,500円~、カレンダー=1,200円、お面=2,200円~、放出品=100円~など。営業時間は11時~17時。金曜定休(10月13日も休み)。10月31日まで。27日18時~22時は昭和の音楽を聴きながらレトロ談義をする「実家バー」の営業を行う。参加費は2,000円(ドリンク2杯、おつまみプレート、お茶漬け付き)。予約は同店まで。

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