縄手通りにたい焼きカフェ&バー-老舗たい焼き店が夜間営業

「Uo cafe & Bar」オープンを機に増改築した店舗。

「Uo cafe & Bar」オープンを機に増改築した店舗。

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 縄手通りにある老舗たい焼き店「たい焼き ふるさと」は8月1日、「Uo cafe & Bar(ウオカフェ アンド バー)」(松本市大手4、TEL 0263-39-5552)として夜間営業を開始した。

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 今年5月、同店の山本桂子さんが「夜も、昼間のようににぎわう縄手通りであってほしい」という願いから夜間営業を思い立ち、準備を進めてきた。「たい焼きは、注文が入ってから1匹ずつ鋳物の『こて』で焼くこだわりの『一本焼き』。焼きたてのたい焼きを夜も食べてもらいたかった」(同)。

 夜間営業開始に伴い、白を基調にした「カフェ風」に増改装。カウンターバーなどゆったりとくつろげる14席を用意する。外壁の店名ロゴは、デザインを手掛けた市内のデザイナーが自ら手描きした。開店時間は「たい焼き ふるさと」の営業が終了する18時からに設定した。

 メニューは、昼も販売する定番の「たい焼き」(あんこ、カスタード、ウインナー=各300円)をはじめ、夜のみの「スペシャルたい焼き」を提供する。現在はスパム・トマト・キャベツの入った「スパム」(500円)や、ホタテ・マヨネーズ・キャベツの入った「ほたてマヨネーズ」(400円)など。「『スペシャルたい焼き』は、つまみ系のものを入れたメニュー。濃い味のものが人気」(山本さん)。500円までのドリンクとたい焼き1匹、つまみがセットになった「たい焼きセット」(1,000円)も用意する。そのほか枝豆やポテトサラダ(各300円)などのつまみ類や、「和ぱふぇ」(500円)などのデザートも提供。

 ドリンク各種も用意。アルコールはビールや日本酒、焼酎、ウイスキー、ワインなどを幅広く扱う。「地元のおいしいものも提供したい」(山本さん)と、コーヒーは朝日村の「カフェ・シュトラッセ」の自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆を使用。ジュースは同じ縄手通り内にある青果店などから仕入れた果物を生搾りで提供する。

 「縄手通りは365日歩行者天国。こんないい場所はない」と山本さん。「おいしいたい焼きとおいしいお酒で、縄手通りを眺めながらゆったりと過ごしてもらえたら」とも。

 営業時間は18時~22時。

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