オープンスタイルのフレンチカフェが松本駅近くに移転-雰囲気そのままに

パリのビストロ・カフェをイメージした「オー・クリヨー・ド・ヴァン」外観。

パリのビストロ・カフェをイメージした「オー・クリヨー・ド・ヴァン」外観。

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 松本駅近くのビル1階にオープンスタイルのフレンチカフェ「オー・クリヨー・ド・ヴァン」(松本市深志1、TEL 0263-37-1966)が移転オープンして1カ月半が過ぎた。

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 店舗面積は約50坪、客席は店内・テラス合わせて90席。店内はパリのビストロ・カフェをイメージした雰囲気で、カウンターは立ち飲みスタイルになっている。

 メニューは、ランチタイムは「骨付きチキンモモ肉のソテー」「サバのポアレ」(各850円、パン付き)や「牛ハラミ肉のステーキフライドポテト添え」(1,500円)などを提供。ディナーは「自家製ベーコンのサラダ」(850円)、「自家製スモークサーモン」(800円)などの前菜や「ノルウェーサーモンのポワレ」(1,400円)、「鴨モモ肉のコンフィ」(1,650円)などのメーン料理を提供する。アルコールもワインを中心に豊富に取りそろえる。

 1999年から営業していた女鳥羽川沿いの店舗を今年5月に閉め、現在の場所に移転した。「(この場所が)長い期間、空き店舗になっていたのは知っていた。いろいろなタイミングがうまく重なって移転することに決めた」とオーナーの玉本明愛さん。前店同様、ランチからディナーまで通しで営業する。「(オフィスや商業施設が多いので)ここは途中で閉めない店の需要がより高いと思う。(店を)開きたいと思っている場所でできるとも限らないので、縁があって良かった」と振り返る。

 内装やテーブル、いす、メニューは移転前と変わらない。「前の場所にも愛着はあったし、常連さんにもよくしてもらっていたので…。自分としては『そっくりそのまま持ってきた』という気持ち」(玉本さん)。「昔からのお客さんにも満足してもらいたいし。クオリティーは落とさず、メニューも同じものにした」とも。

 玉本さんは三重県生まれ。松本のホテルのレストランに4年ほど勤務した後、東京へ。その後フランスへ渡り、サンスにある「オー・クリヨー・ド・ヴァン」で働いた。「クリヨー・ド・ヴァン」は「ワインの叫び売り商人」という意味。以前の店舗をオープンするときに、同じ名前で出したいと依頼、快諾されたという。

 移転後は場所柄、「(買い物帰りなど)ついでに寄ってもらう」客が増えた。「ノンストップでやっているので、ランチ、カフェ、飲み会…と使い勝手のいいように使ってもらえれば」と玉本さん。

 営業時間は、平日=9時30分~23時、土曜・日曜・祝日=11時30分~22時。月曜定休。

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