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松本市美術館で「遥かなる山」展 「山の日」制定記念し、山岳風景120点

展示の様子

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 松本市美術館(松本市中央4、TEL 0263-39-7400)で現在、山の日制定を記念した企画展「遥(はる)かなる山-発見された風景美」が開催されている。

ギャラリートークの様子

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 明治から昭和初期にかけて描かれた山岳風景とその表現の変遷をたどる同展。46人の画家の洋画、日本画、版画、水彩画など約120点を展示する。

 2章構成で、第1章「絶頂への憧れ-山岳美の発見」は、近代登山が始まった1900年代に山岳美に魅せられた画家たちの作品を紹介。白馬三山や槍ヶ岳、常念岳など県内の山々を描いた作品も多く並ぶ。第2章「山への視線」は、山の絵画表現が広がっていく様子を、「山のかたち」「水のうごき」「人のすがた」の3つのテーマで展示。帽子にリュックサック、スカート姿で、カメラを肩から提げた戦前の「山ガール」が描かれた作品も。

 7月21日に行われた「ギャラリートーク」では、同館学芸員の大島武さんが参加者約10人と展示室を回った。山上で鏡に映った自分の顔が立派に見えて写したという石井鶴三の作品「自画像(山上にて)」について、「山岳画家を象徴するようなまなざし」と大島さん。「画家の目を通して、このような自然が松本にある幸せを感じてもらえれば」と話した。

 同館は開館時、山岳作品を集めた企画展「山笑う」を開催。作品収集方針にも、山岳作品が含まれている。「山の風景には、絵を描きたくなる魅力があるのだと思う。これを機に、山岳画家と呼ばれる人たちのことも知ってもらえれば」と大島さん。「身近にある山の魅力を感じられるはず。山に登る人はもちろん、登らないという人にも足を運んでほしい」とも。

 開館時間は9時~17時。入場料は、大人=1,000円、大学生・高校生・70歳以上の松本市民=600円、中学生以下無料。7月25日は休館。9月4日まで。8月9日からは一部作品を入れ替えて展示する(同8日は展示替えのため企画展示室は入場不可)。期間中、同4日・5日は小学校高学年と中学生を対象としたワークショップ「妖怪のいる風景を描こう」、同28日はトークショー「山が教えてくれること」、学芸員によるギャラリートークなども予定する。申し込み・問い合わせは同館まで。

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