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糸紡ぎと手織りのワークショップ「糸はたのしい」、松本・中町で開催

ワークショップの様子

ワークショップの様子

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 松本・中町にあり国内外の伝統工芸品やオリジナル作品を扱う「samsara(サムサラ)」(松本市中央3、TEL 0263-50-7893)で現在、糸紡ぎと手織りのワークショップ「糸はたのしい」が開催されている。

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 大阪で糸紡ぎの会「和空」を主宰する島津和子さんを講師に迎え、「手紡ぎ体験」と「手織り体験」を行う。「手紡ぎ」(5,500円)の所要時間は約90分。糸車を使って羊毛を紡いでカラフルな糸を作る。「個人差はあるが、少なくとも両手に載せられるくらいの量は紡げる。紡ぎ方によって、太さや硬さが違ってくるのも味」と島津さん。

 「手織り」は15分(1,000円)と120分(5,500円)の2種類のコースで、15分ほどでコースターやテーブルセンターなどの小物、120分前後でスカーフやタペストリーなど、少し長めの作品を織ることができる。好みの色糸を選び、織り機を使って自由気まま、感じるままに織っていく。

 島津さんは「夢織り工房 空の木」(大阪府東大阪市)で視覚障害者に織りを教えたり、織ったものを商品化したりする活動を行っている。手紡ぎ・手織りのワークショップは関西方面を中心に、海外でも定期的に開いている。

 トライバルアート(世界諸国民芸)を主に扱う同店。国内外を問わず、「人間味と手仕事の美しさ」を感じられるものを扱い、作り手たちによるワークショップや展示会などを展開している。「流行のものを追いかけるセレクトショップではない。まずは作り手との出会いがあって、徐々に彼らの作品や商品に興味を持ち、最終的にそれらが店先に登場する」と店主の渡辺さん。ワークショップは今回が8回目。「自分が身に着けているものの原点を知ること。原点を知ってこそ、前にも後ろにも進んでいける。それが大事」

 参加者は、夫婦や親子、男性も多いという。「リピーターの人も増えてきてうれしい」と島津さん。「初めての方には手紡ぎがちょっと難しく感じるかもしれないが、手取り足取り教えるので、すぐにできる。15分の手織りコースは予約不要なので、気軽にフラッとお越しいただければ」とも。

 開催時間は12時30分~18時30分(29日は18時まで)。「手紡ぎワークショップ」は各回定員2人で、13時~、15時~、17時~に開催。当日参加も可能だが、同店では事前予約を勧める。4月29日まで。

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