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松本山雅が新体制発表-反町監督「プロとして活躍できる土壌作る」

新加入の9選手と反町監督

新加入の9選手と反町監督

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 今季からJ2へ参戦する松本山雅F.C.は1月29日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)でシーズン新体制発表会を開き、今季のスローガンや新ユニホームを披露。反町康治監督や新加入9選手を含む31選手が意気込みを語った。

断幕が張り巡らされた会場には1500人のサポーターが

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 応募多数のため抽選となった同イベント。バルコニー席には断幕が張り巡らされ、1500人のサポーターが会場を埋めた。大月弘士社長は始めに「本来もっと多くのサポーターの皆さんと行いたいという思いがあった。(皆さんに来てもらえるように)来年以降の課題としたい」とわびた。「『Jリーグのある街』『アルウィンに2万人』を目標にやってきたが、今年、夢の舞台のスタートラインに立てた。厳しい戦いが強いられるが、22番目の挑戦者として1年間戦いたい」とあいさつした。

 サポーターからのコールが響く中、選手は一人ずつ客席横から入場。握手やタッチをしながらステージへ上がった。今シーズンから指揮を執る反町監督が最後に入場すると「反町山雅!」とひときわ大きな声援が。全員が壇上にそろうとサポーターはマフラータオルを掲げ、勝利時に歌う「勝利の街」を歌って選手たちを迎えた。

 自己紹介とあいさつでは「これまでいろいろな人が力を合わせてここまできた。その気持ちを背負いながらプレーをしたい」(片山真人選手)、「(皆の声援に)3年連続の鳥肌を頂いた」(須藤右介選手)、「結果にこだわって戦いたい」(塩沢勝吾選手)など各選手が抱負を語った。最後に「こんな素晴らしいサポーターと共に戦えるのは光栄」とあいさつした新加入の喜山康平選手はエルシオコーチの物まねも披露。似ているのか分からず会場は微妙な空気になりながらも、笑いと拍手が起こった。

 反町監督は「(声援の大きさに)正直驚いている。この中で仕事ができるのはうれしい反面、緊張感、責任感もある」とあいさつ。質疑応答では練習の印象を「選手は和気あいあいと楽しくやっている。ただ、楽しむのとふざけるのは違う。お互いライバル心を持ちながら自分を高める意識を強く持ってほしい」と話した。明確な目標を、との問いには「やるからには上のステージに行くことを目指したい」と飛躍を誓った。

 今季のスローガンは「One Soul~プロフェッショナルへの変革」。「プロとして活躍できる土壌を作る」と反町監督。「昨年と比べてもらっては困る。しっかり体づくりを行い、試合に必要な戦術を浸透させていく」と話す。

 開幕戦は3月4日、東京ヴェルディと味の素スタジアムで対戦する。

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