食べる

松本・村井に居酒屋「山賊」 3代受け継ぐ「秘伝のたれ」の山賊焼き

「本店と同じ味をゆっくり楽しんでほしい」と鎌崎さん

「本店と同じ味をゆっくり楽しんでほしい」と鎌崎さん

  • 70

  •  

 居酒屋「山賊 村井店」(松本市村井町南3、TEL 090-2253-2899)がJR村井駅近くに9月23日、オープンした。

「秘伝のたれ」に漬け込み揚げる「山賊焼き」

[広告]

 塩尻駅近くにある「山賊」(塩尻市大門七番町)の2号店。以前、居酒屋だった店舗を改装した。席数は、テーブル、カウンター合わせて34席。店長の鎌崎康弘さんは「駅前だが駐車場も確保でき、近くの人も、遠くの人も来やすい場所なのが良かった」と話す。

 ニンニクを利かせたたれに丸一日漬け込んで揚げる「山賊焼き」は、骨付き(1,150円)と骨なし(800円)で提供。ご飯、みそ汁、ミニサラダ、漬物が付く「山賊焼き定食」(1,500円)、「骨なし山賊焼き定食(小鉢付き)」(1,320円)、唐揚げサイズの「一口山賊君定食」(1,000円)もある。

 ほかに、「鳥もつ煮」(大=600円、小=400円)や「甘めの卵焼き」(460円)などのつまみも用意。本店よりも扱いが多いというアルコールは、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、ワインなどをそろえる。

 本店は創業80年を超え、店前には「元祖山賊焼」の石碑が建つ。「山賊焼き」のたれは、3代目・高見直孝さんしか知らないという「秘伝」のもの。キッチンカーによる移動販売で、イベントや松本山雅のホームゲームにも出店しており、「本店、村井店、そしてイベントでも、同じ味が楽しめるようにしている」と鎌崎さん。

 高見さんの出身地ということもあり、松本へは念願の出店となった。本店は観光客も訪れるが、同店は周辺の人の利用が多いという。「目の前のお客さんを大事にして、満足してもらえる味を提供していきたい」とも。

 営業時間は、11時30分~13時30分、17時~22時30分(以上ラストオーダー、月曜・火曜は夜のみ営業)。水曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース