![甲信越エリア初出店となる「Ripo trenta anni(リポトレンタアンニ)」](https://images.keizai.biz/matsumoto_keizai/headline/1647595368_photo.jpg)
松本パルコ(松本市中央1、TEL 0263-38-2111)の春の改装で3月18日・19日、2店舗が相次いでオープンする。
3月18日には、4階にメンズ・レディースファッション「Ripo trenta anni(リポトレンタアンニ)」が甲信越エリアに初めて出店。岡山に自社工場を構える「Weed(ウィード)」(岡山県笠岡市)が2014(平成26)年、自社ブランドとして立ち上げた。同社ゼネラルマネジャーの池田卓矢さんは「特許を取得しているプリーツ加工など、アメカジというよりは『きれいめ』に着てもらえるデニムをメインにしている」と話す。
19日には、5階にアニメグッズ・アパレルを扱う「アニエラ」が出店。松本パルコでは4回にわたり、期間限定でポップアップストアを展開してきた。店内にイラストレーターの作品なども展示する予定で、EC事業部長の小林巧さんは「ポップアップは店を知ってもらうという目的があったが、常設となるので店を通じてカルチャーに触れてもらえるような工夫もしていきたい」と意気込む。
春の改装では既に、合わせて5店舗が新たなオープンやリニューアルオープンを済ませている。
2月には3階と4階で3店舗がリニューアルオープンし、今月上旬には、3階に家電・インテリアの「appliance&interior garden(アプライアンス アンド インテリア ガーデン)」、古着店「YAMAHISA(ヤマヒサ)」が新たにオープンした。同店の倉知悠介課長は「今回の改装では足元を固める意味で、空きテナントの解消、特に中層階の活性化を重視した」と話す。
5階には、「アニメイト」「ヴィレッジヴァンガード」「島村楽器」などアニメや書籍、楽器、雑貨などを扱う店があり、「アニエラ」の出店でより「ホビー色」が強まった。19日からは5階特設会場で「ジャンプショップ in 松本パルコ」を開催。今後もイベントを予定する。倉知課長は「中心市街地、特に駅前エリアは変化に対応する力が必要。ポストコロナも見据えて、時代背景に合わせた展開に力を入れていきたい」とも。
営業時間は10時~20時。