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塩尻・広丘野村にレトロ自販機「遊食堂」 懐かしさとおいしさ楽しんで

「地元ならではの商品を提供していきたい」と岡庭さん

「地元ならではの商品を提供していきたい」と岡庭さん

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 塩尻市広丘野村の佐川急便松本営業所近くに設置されたハンバーガー自販機「遊食堂」が、「レトロ自販機」好きを中心に人気を集めている。

ハンバーガーのほかスイーツも

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 「チーズバーガー」「メキシカン」(以上350円)のほか、「ポテトフライ」(200円)、「山賊ナゲット」(300円)などサイドメニュー、塩尻産の米粉を使ったクレープ(300円)などスイーツも用意する。電子レンジ機能はないため、冷蔵で販売し、ホットスナックは持ち帰って温めて食べる。

 運営は、機械修理販売、衣料品・雑貨・食料品を扱う「緑新」(塩尻市広丘吉田)。通常サイズのハンバーガーは、自販機用に群馬県で製造しているものだが、「BIGサイズ」として扱う「チーズバーガー」(400円)と「カツバーガー」(500円)は同社のオリジナル商品。岡庭新社長は「(通常サイズのハンバーガーを)食べてみたら、肉質が当社の商品と似ていると感じたので、サイズ違いとして展開することにした」と話す。サイドメニューやスイーツも同社で製造している。マネジャーの平出千夏さんは「せっかく自販機で販売するなら、ほかで買えないようなものがいいと考えた。包み方や箱の大きさなど試行錯誤しながら、食材や味も妥協せず、こだわっていきたい」と笑顔を見せる。

 同自販機は、飯田市の自動車整備店「ガレージいじりや」がジュースの自販機をリメークしてオーナーを募集。農業と大家業を営む「農家大家」(広丘野村)の三村幸一さんがオーナーとなり、戸建て賃貸の敷地内にある自販機コーナーに設置した。「もともとレトロ自販機が好きだったし、面白いと思って置いた。ハンバーガー、サイドメニュー、デザート、そしてドリンクまで、ここなら誰とも会わずにワンプレートが完成する」と三村さん。住宅街にあるため、「付近へ配慮して、静かに利用してほしい」とも。

 8月5日に設置。遊び心を忘れないようにと、「遊食堂」という名前を付けた。「1カ月くらいは様子を見ながら、ゆっくりやっていこう」という当初の見込みに反して、日によっては売り切れになるほどの人気ぶりを見せている。「とても良く売れるので解凍が間に合っていません。凍っていたらごめんなさい…」という手書きのメッセージを貼り、なるべく欠品が出ないように努めているという。岡庭さんは「ツイッターを見ていると、レトロ自販機好きは一定数いると思っていたが、まさかこれほどとは。季節限定商品なども入れていくので、マナーを守って多くの人に楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

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