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松本で「カリーラリー」 77店舗が多彩なカレーメニュー、銭湯の初参加も

金曜と土曜にオリジナル薬湯「スパイシー風呂」を提供。「スパイシーな香りも堪能して」と阿部さん(左)

金曜と土曜にオリジナル薬湯「スパイシー風呂」を提供。「スパイシーな香りも堪能して」と阿部さん(左)

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 カレー食べ歩きスタンプラリー企画「松本カリーラリー」が2月11日、松本市内の飲食店など77店舗でスタートした。

カリー王に聞く「全店制覇までの道」

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 カレー専門店や洋食店、居酒屋、カフェ、パン店、ラーメン店など初参加7店舗を含め77店舗が参加。各店を利用すると専用スタンプカードにスタンプを押す。スタンプを3個でオリジナル缶バッジ(先着300人)、10個でランチ容器(同200人)、20個でトートバッグ(同100人)、30個でエプロン(同30人)を進呈。4店舗以降はドリンク1杯サービスなど各店で期間限定特典を用意する。

 昨年から中心市街地で展開する「松本ウィンターフェスティバル2021~2022」との連動企画も実施する。イルミネーションの写真を撮影し、ハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿。松本市役所大手事務所(松本市大手3)観光プロモーション課など3カ所ある受付窓口のいずれかで投稿画面を見せると「お城スタンプ」がもらえる。「お城スタンプ」1つで期間限定特典が受けられるほか、通常のスタンプ10個と合わせて提示するとオリジナル手袋(先着50人)がもらえる。ほかに、投票で決める「NO.1カリー」企画も。松本カリー推進委員会実行委員長で「メーヤウ」(桐2)店主・小山修さんは「感染症対策と防寒をしながら、松本の街全体を楽しんでもらえれば」と話す。

 初めて銭湯として参加する「富士の湯」(本庄2)では、期間中の金曜・土曜、スパイスを入れてオリジナル薬湯「スパイシー風呂」にする。同湯の阿部憲瑞さんはメーヤウの常連客で、「小山さんとは飲み仲間ということもあり、いつか一緒にできればと話していた。漢方を入れた薬湯にすることはあるので、常連客にもスパイスは受け入れてもらえると思っていた」と話す。昨年10月、東京での「銭湯修業」から戻り、満を持しての参加。小山さんは「お風呂に入ってからカレーでも、カレーの後にお風呂でもいい。はしごしてもらえれば」と笑顔を見せる。

 昨年は新型コロナの影響で冬は見送り、夏に開催した。「迷った末、今回は参加しないという店もあるし、自分も悩んだ」と小山さん。時短営業をしながら頑張る飲食店の支援にもなると考え、開催に踏み切った。「初日からさっそく何軒も回ってくれている方もいる。これからも外食の楽しみを発信し続けたい」とも。

 4月19日まで。時短営業をしている店舗の情報はウェブサイトで確認できる。

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