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松本パルコ×銭湯「菊の湯」コラボ企画 8の付く日は「松パルの湯」

松本パルコの伊藤智人店長(左)と菊地さん

松本パルコの伊藤智人店長(左)と菊地さん

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 松本パルコ(松本市中央1)と昨秋リニューアルした銭湯「菊の湯」(深志3)が連携し、「松パルの湯」を毎月8日、18日、28日の8の付く日に開催している。

アヒルがお出迎え

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 市街地回遊を促す「アソビゴコロタリテル?」キャンペーンの一環。「松パルの湯」では、男湯と女湯の湯船にアヒルのおもちゃを浮かべ、同館に入る「MARK&WEB」など4店舗のアメニティーを用意する。同館で1,000円以上購入したレシートの掲示で、牛乳を1本進呈する。

 「菊の湯」は、向かいにある書店「栞日(しおりび)」(深志3)の菊地徹さんが昨年10月、経営を引き継いだ。「銭湯と、銭湯がある松本の風景を残すこと。そのためにも、若い世代や家族連れに来てもらうことが課題だと考えている」と菊地さん。初回となった今月8日は、カラフルなアヒルが好評だったという。「今後、これまで来たことがないという人も足を運んでくれるようになれば」と期待を寄せる。

 同館が、「街場の店主らと手を組んで地域を盛り上げることで、草の根的な地方再生を目指したい」と菊地さんに連携を持ち掛けた。「パルコ」はイタリア語で公園を表し、「人々が集い、時間と空間を共有し、楽しんだりくつろいだりする場(空間)」という意味が込められている。同館の伊藤智人店長は「意味しているところはまさに銭湯も同じ。年配客と、学生や20代など若い層の客が集まることで、新しいスタイルが生まれれば面白い」と話す。

 3月26日~28日には、同館1階で「菊の湯」のポップアップショップを開催。今後は近くの商店などとの企画も展開していきたいという。「遊び心を感じてもらえるような企画が増えて、一つのムーブメントになっていけば」と伊藤店長。

 「菊の湯」の営業時間は14時~23時(日曜は7時~)。水曜定休。「松パルの湯」は5月8日まで(4月28日は休み)。

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