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松本のダイナーが「小さくても強い店」増やすプロジェクト 参加型CFで店づくり

「リターンがあるクラウドファンディングとは違って参加型なので、新たな挑戦。多くの人と一緒にこれからの店づくりに取り組んでいきたい」と藤原さん

「リターンがあるクラウドファンディングとは違って参加型なので、新たな挑戦。多くの人と一緒にこれからの店づくりに取り組んでいきたい」と藤原さん

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 松本・旭の建物群「和泉町(いずみまち)五蔵」内のダイナー「OLDIES B GOODIES(オールディーズバットグッディーズ)」(松本市旭1、TEL 0263-30-8455)が現在、運営に参加することでに「小さくても強い店」を増やすプロジェクトに取り組んでいる。

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 同店は昨年11月、築150年を超える建物群の母屋を改装してオープン。昼はハンバーガーやホットドッグ、夜は薫製料理をメインに、アメリカのクラフトビールやハードサイダーなどを用意し、「古いけどいいもの」をテーマに古民家を生かした空間を提供している。

 改装は、周囲の人々の協力を得ながら進めた。店主の藤原直樹さんは「皆でリノベーションをする中で、いつしかDIYコミュニティーみたいなものが生まれた。それはただ作るだけではなく、皆でお店を運営していくような感覚だった」と話す。店の一角にコーヒースタンド「High-Five(ハイファイブ)」の3号店が入ったことも、人や地域とのつながりをより意識するきっかけになったという。「オープンに向けた準備期間だけではなく、オープンした後も皆でこの店を作っていくことができればと考えるようになった」と藤原さん。

 藤原さんがこの建物と出合ったのは2018(平成30)年10月。その後、まちづくり参加型クラウドファンディング「ハロー! RENOVATION(リノベーション)」の担当者に相談し、改装を進めるのと並行して、参加型のクラウドファンディングの準備も進めてきた。

 現在、投資を募っている。一口5万円で、ファンド運営期間中(3年間)は、事業運営状況を定期リポートとイベントで共有。投資家限定のイベントへの参加や、一日ダイナー店主や貸し切り、出張ダイナーなど投資額に応じて特典が付く。

 「飲食店の運営を知ることもできるし、投資家の皆さんからのアイデアを実践することもある。これから空き家を改修したいという人や店を作りたいという人にとっては学びの場にもなると思う」と藤原さん。「次の新しい、小さくても強い『店』、そして『人』が松本に増えるきっかけになれば」とも。

 募集締め切りは1月31日。

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