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松本の「和泉町五蔵」にダイナー 母屋を改装、「古いけどいいもの」テーマに

「あるものはできる限り生かした」という店内

「あるものはできる限り生かした」という店内

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 ダイナー「OLDIES B GOODIES(オールディーズビーグッディーズ)」(松本市旭1、TEL 0263-30-8455)が松本・旭の建物群「和泉町(いずみまち)五蔵」に11月1日、オープンした。

通り沿いにはコーヒースタンドのカウンターが

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 店舗面積は約33坪、席数はカウンター、テーブル合わせて20~25席。江戸時代には穀物、明治時代にはお茶を扱う商家だったという建物群の母屋を改装。「古いけどいいもの」をテーマに、床の板材ははがして洗って再利用し、天井の低さも生かした空間に仕上げた。店主の藤原直樹さんは「周囲の人々に手伝ってもらいながら、皆で作ったダイナーになったと思う」と話す。

 ランチタイムには、ハンバーガーとホットドックの2種類のセットを用意。パンやソーセージは自家製で、2週間に1度くらいのペースで食材を変える。現在は「信州吟醸豚のプルドポークバーガー」(1,650円)、「マカロニチーズドック」(1,300円)で、いずれもサラダとポテト、ドリンクが付く。日曜の朝は、「サンデーモーニング」として、地元農家の野菜を使った「モーニングプレート」の提供を行う。

 夜は「燻菜(くんさい)」として、薫製料理を多彩に展開する。チーズやナッツ、肉などのほか、「燻製ししゃものアヒージョ」(1,200円、自家製パン付き)や、「燻製牛のステーキ」(3,000円)なども。パティ、オニオン、トマトでシンプルに仕上げた「ディナーハンバーガー」(1,200円)は、20種類近くのトッピングを用意した。「ハンバーガーは提供までに時間がかかるが、好みにカスタマイズできるので楽しんでもらえれば」と藤原さん。「あまりドリアを出す店がないので」と力を入れる「メキシカンドリア」(1,200円)も。ドリンクは、アメリカのクラフトビールやハードサイダーをメインに、ナチュラルワインやウイスキーなどもそろえる。

 一角には、コーヒースタンド「High-Five(ハイファイブ)」の3号店が入り、モーニングやランチのドリンク提供、カフェタイムのサービスを担う。同店の高木尚美さんは「最初は、どこか入ってくれる店を紹介してほしいという相談だったが、絶対にかっこいい場所になる、だったら自分たちでやりたいと思って」と話す。通り沿いにカウンターも設け、テークアウトや豆の販売にも対応する。

 藤原さんがこの建物を知ったのは昨年10月。「どうしてもここで自分の店を持ちたかった。すぐに大家さんに連絡を取って、何度も話し合った」と振り返る。今年7月から改装に着手。工期は予定より1カ月ほど延びたが、「古民家なので、ふたを開けてみないと分からないことも多かった。苦労した部分もあるが、築150年の雰囲気を生かした店になったと思う」と笑顔を見せる。

 建物群は、奥の蔵でアロマ&エステ店、母屋の土間で生花店が営業中で、ほかのスペースも入居を検討して見学に来る人がいるという。「今後は、建物を生かしたイベントも開いていきたい。『和泉町五蔵』に来る、という人が増えればうれしい」と藤原さん。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時~21時(日曜は、8時~11時、11時30分~14時30分)、月曜定休。コーヒースタンド「High-Five」は11時~18時(日曜は8時から)、月曜と隔週火曜定休。

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