松本山雅FCは、10月18日にサンプロアルウィン(松本市神林)で行われる鹿島アントラーズ戦で、「フライデーナイトJリーグ(金J)」を実施する。
「金J」はJリーグが新規ファン獲得を目指して昨シーズンから始めた、映像配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」との共同企画。「スポーツのある豊かな金曜日」を提案する試みで、昨シーズンは15試合行い、半分以上は平均入場者数を上回ったという。今シーズンは24試合を予定。松本では初開催になる。
当日は、ハーフタイムにMay J.さんがライブを行う。May J.さんは「観戦に来られているサポーターの皆さんと音楽で盛り上がり、一緒に選手の皆さんを応援できるよう精いっぱい歌わせていただきたい」とコメント。試合開始前とハーフタイムには、ペンライトを使ってスタジアムを緑色にライトアップする試みも行う。
サポーター先着1万7000人には、限定のベースボールユニホームを進呈。前部がボタンで開閉できるシャツタイプで、「フットボールプラネタリウム」をコンセプトに、満天の星空と槍ヶ岳などをデザインした。
松本市教育文化センター(里山辺)内のプラネタリウムで開かれた発表会見では、FW永井龍選手が限定ユニホームを着て登場。「パッと見て、松本らしいデザインだと思った。いつも応援してくれる人も、初めてという人も、皆がこれを着て応援してくれれば、一体感が高まる」と話した。対戦相手の鹿島について、「5月のアウェーでは大敗しているが、あのときとは違い少しずつ良くなってきている。大事な試合になるので、自分が点を取ってチームを引っ張る気持ちで挑みたい」と意気込んだ。
キックオフは19時。