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塩尻で「スナバ・ビジネスモデル・ブートキャンプ」 起業家向けに実践特化

事前説明会の様子。少人数なので気軽に質問もできる雰囲気

事前説明会の様子。少人数なので気軽に質問もできる雰囲気

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 塩尻市のシビック・イノベーション拠点「スナバ」(塩尻市大門八番町1)が8月から、起業家向けの実践特化型プログラム「スナバ・ビジネスモデル・ブートキャンプ(SBB)」を行う。現在、参加者を募集している。

 SBBは、地域で持続的なビジネスモデルを確立したいと考えている起業家を対象にしたプログラム。今年8月から11月までに計10日間、ワークショップを実施。チームビルディングを重視し、「プレゼン力」「壁打ち力」「実践力」を身に付ける。事業の目的やビジョンの深堀、ニーズ調査などを通じて、異なる事業アイデアを持つ人たちがお互いフィードバックをしながら、事業の創造を加速していくことを目指す。

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 特徴は、アイデアを思い付いてからビジネスモデルを確立するまでの間にある、「仮説検証を繰り返して模索する」期間の支援をすること。ファシリテーターを務める市企画政策部地方創生振興課の三枝大祐さんは「アイデア段階は市の『まちづくりチャレンジ事業補助制度』、ビジネスモデルが確立すれば商工会議所などの支援があるが、SBBはその間を担う」と話す。

 対象は、地域に根付く自然資源や文化資源を活用した事業計画案を持っている人、またはすでに事業を始めていてブラッシュアップしたいと考えている人。ワークショップに全て参加できることが条件になる。定員は決まっていないが、「チームを組むので、5人前後になると思う」(三枝さん)。

 昨年12月から今年3月まで開催した第1期には、福祉やものづくり、伝統工芸など多様なビジネスでの起業を考える5人が参加。起業に向けた動きの中で、メンバー同士の協働も生まれたという。プログラム終了後も自主的に集まり、情報交換などを行っており、「4カ月間、切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間は、お互いの事業になくてはならない存在になったのだと思う」と三枝さん。1期を振り返り、「伴走する私たち、そして一緒に挑戦する仲間がいる、ベースキャンプのような場所にしたい。1人で悩んだり、考えたりしている起業家を孤独にしたくない」と力を込める。

 9日に行われた事前説明会には2人が参加。「スナバ」の役割や、SBBのスケジュールや具体的な内容を説明しながら、参加者からの質問にも気軽に応じた。ファシリテーターを務める塩尻市地域おこし協力隊・中島光さんは「興味を持った方は参加して、気になることは気軽に聞いてもらえれば」と呼び掛ける。

 プログラム参加費用は6万4,800円(スナバレギュラーメンバーシップ4カ月分含む、交通費やプログラム中の食費などは自己負担)。申し込みはウェブフォームで受け付ける。締め切りは7月20日12時。事前説明会は12日、17日、19日にも開く。予約制で、オンラインでも参加可能。

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