松本・四賀で10月18日に「虚空蔵山米かつぎマラソン大会」が行われる。現在参加者を募集している。

　採れたての新米をかついで走る同大会。男性は米5キロに持参荷物5キロの計10キロ、女性は米5キロを背負い、中学生は何も背負わず一斉スタートして優勝を競う。市役所四賀支所をスタートし、善光寺街道の宿場としてにぎわった会田宿を通り、虚空蔵山を登り、立峠を経由して同支所に戻る、標高差650メートル・12キロの山岳コース。ゴール地点では、四賀名産のマツタケが入ったおにぎりと、キノコ汁が振る舞われる。

　同大会は、2010年まで7回開催され、4年ぶりの「復活」。これまでは同地区の有志が主催してきたが、今回は地域活性化を目的に松本商工会議所四賀支所が、県の元気づくり支援金を活用して行う。開催にあたり、コースを一部見直し、距離は8キロから12キロに延長。「四賀のおいしいものと美しい景色をPRすることができれば」と同担当者は期待を寄せる。

　開始時刻は8時。一般＝6,000円（米生産者で米5キロを持参する場合は4,000円）、中学生＝1,000円。定員200人。締め切りは9月30日（定員に達した場合は締め切り）。問い合わせは同支所（TEL 0263-64-2147）まで。