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松本で北欧のビンテージ生地を使った子ども服展-日本で初の展示・販売

色鮮やかな生地を使ったアイテムが並ぶ

色鮮やかな生地を使ったアイテムが並ぶ

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 松本・六九通りの「ミナ ペルホネン 松本店」(松本市大手2、TEL 0263-38-0137)で現在、子ども服ブランド「Juanita(フアニータ)」の展示が行われている。

丁寧に作られたドレスは、後ろでリボンを結ぶつくり

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 同ブランドは、主にスウェーデンの1960年代から70年代のビンテージ生地を用いた子ども服を展開。デザイナーのリサ・サーレンさんが、生地の仕入れからデザイン、製作の全てを行う。「生地自体の美しさや魅力を引き立たせるためのシンプルなデザインが魅力」と店長の石原晶子さん。

 同展では2~4歳用のパンツやワンピースを展示。ワンピースはリバーシブルで着ることができるものや、後ろをリボンで結ぶものなどさまざま。花柄やマトリョーシカなど、色鮮やかでかわいらしい生地が多い。タグには生地が製造された年代や国、素材などが表示されている。

 「スウェーデンのほかフィンランドやスカンジナビアなどさまざまな国の生地を使っている。年月を経てほどよく柔らかくなっており、とても良い状態で保存されてきたのがわかる」と石原さん。「ミナ ペルホネン」の子ども用ソックスや、ヘアゴムも一緒に展示。積み木や松ぼっくりなども配置し、楽しく優しい雰囲気を演出する。

 「ミナ ペルホネン」は、デザイナーの皆川明さんによって設立されたファッションブランド。昨年、皆川さんが北欧を旅した際に同ブランドの服に出会ったことがきっかけで、「ミナ ペルホネン」直営店を巡回して紹介することになった。同ブランドにとっては日本で行う初めての展示・販売で、2月に東京と京都の店舗を巡回し、松本店が最後の展示となる。

 「『フアニータ』の服からは、古き時代より人から人へ受け継がれてきた生地への愛情が感じられる。これからの未来を担う子どもたちがその生地から作り出された服をまとうことで、服が語る遠い時代の物語に耳を傾けながら、その風合いや美しさを楽しんでほしいというリサ・サーレンの思いがあふれている」と石原さん。「その思いを感じに、お子さまと一緒にいらしてほしい。プレゼントにも喜ばれると思う」とも。

 作品は全て販売する。ワンピース=9,975円~、パンツ=8,925円、「ミナ ペルホネン」の子ども用ソックス=1,680円など。営業時間は11時~18時30分。水曜定休。3月9日まで。

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