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松本・島立に和食料理店「旬庵」-氷見漁港直送の魚介や信州福味鶏も

「気軽に食べて飲んで寛げる」がコンセプトという同店

「気軽に食べて飲んで寛げる」がコンセプトという同店

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 松本・島立に和食料理店「話食屋 旬庵(わしょくや しゅんあん)」(松本市島立、TEL 0263-47-0210)がオープンして1カ月半が過ぎた。

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 席数は、テーブル・カウンター・小上がり合わせて43席。和風の落ち着いた雰囲気の店内で、柱などの塗装は店長の山本浩司さんが自身の手で行ったという。「自分でできるところは自分でしたくて。愛着も湧く」と山本さん。

 メニューは、富山・氷見漁港から定期的に直送されてくる新鮮な魚介類が中心。ランチタイムは、刺し身や煮物など9品が付く「旬庵御膳」(1,260円)をはじめ、「海鮮丼」(1,000円)などを用意する。「カキフライ定食」(750円)は、注文が入ってからパン粉をまぶして揚げるというこだわりの一品。珍しい「まぐろホホカツ定食」(750円)も提供する。「御膳は見た目も美しくなるように心がけており、特に女性のお客さまが喜んでくれる。どれも安くてボリュームがあるので、満足してもらえると思う」。ランチメニュー全てに、茶わん蒸しとサラダが付く。

 夜は「本日のお造り」(3種盛り=980円、5種盛り=1,580円)や、「本日の5種にぎり」(750円)のほか、旬の魚介類を「本日のおすすめ」として提供する。現在は「あんきもポン酢」(650円)や「天然ブリ刺身」(820円)など。魚介類以外にも、信州福味鶏を使った「すき焼き」(900円)や「水炊き」(1,260円)、「山賊焼き」(1,000円)なども用意する。じっくり取った鶏ガラスープを使ったあっさり系のラーメン「ハーフ鶏ガラらうめん」(420円)も。予算や希望に応じて宴会にも対応する。

 京都や松本市内などで10年以上飲食店に勤務していた山本さん。自身が持つ敷地内にある、10年以上放置されたままの倉庫を何とかしたいという思いもあり、独立を決意。以前、同じ職場で働いていた武田淳さんと石橋正人さんに声を掛けて開業した。「語らいの場としてくつろいでもらえる店になりたいという願いを込めて『話食屋』と付けた」と山本さん。「今後は創作和食メニューも増やしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~14時、17時~21時30分(以上ラストオーダー)。水曜定休。

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