イオンの電子マネー「WAON」を搭載した地域共通ICカード「nagatWAON(ナガットワオン)」のサービスが9月9日から、スタートした。
同カードは、加盟店で利用するとポイントがたまり、プレゼントや割引などのメンバー特典も受けられる。電子マネー「WAON」も搭載、全国約2万8,500店舗で利用できる。中信地域を皮切りに導入し、現在、サービス加盟店は約80店舗。来年末には全県での展開、3年以内に県内全域で1,000店舗への拡大を目指す。
同事務局の運営をするのはフリーペーパー「paprika(パプリカ)」を発行しているデザイン会社のパプリカ(安曇野市穂高)。昨年3月から発行している同誌を通じて地域に深くかかわっていく中で、今年5月ごろから具体化に向けて検討を始め、地域の企業、商店街、行政などで推進協議会を発足。フェリカポケットマーケティング、イオンと業務提携を行い、発行にこぎ着けた。「WAON」を搭載した地域共通ICカードは、県内で初めてとなる。
カードに描かれているマスコットキャラクター「nag-nag(ナグナグ)」は、公募で名前を決定。「長野が、ひとつになる。」をキャッチフレーズに、普及に向けて県内でPRを進めていく。「これからイベントや街角でナグナグが登場する機会が増えるので、楽しみにしてもらえれば」(事務局担当者)。
発行手数料は300円。年会費無料。購入はnagatカード加盟店ほか、今月19日からは中信地区のイオン、ジャスコでも販売を開始する予定。