野菜ジュース「とろ~り野菜と果実」販売へ-長野県内4社がコラボ開発

4/25発売の「とろ~り野菜と果実」

4/25発売の「とろ~り野菜と果実」

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 ナガノトマト、五千尺、伊那食品、内堀醸造の県内4社が共同で進める「こころをとかすプロジェクト」第1弾として4月25日、野菜ジュース「とろ~り野菜と果実」の販売が始まる。

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 同プロジェクトは、ナガノトマト(松本市)、「かんてんぱぱ」の伊那食品(伊那市)、東京駅で「飲む酢エキスプレ・ス・東京」を運営する内堀醸造(アルプス工場=上伊那郡飯島町)と、ホテル経営の五千尺(松本市)が食の安全・安心を発信し、信州経済の活性化に取り組むことを目的に昨年6月に始動した。

 ナガノトマトのオリジナルブランドトマト「愛果(まなか)」を中心に野菜7種類、果実6種類を加え、伊那食品の寒天の「とろみ」と内堀醸造のふじりんごの「酢」をブレンド。上高地五千尺ホテル総料理長、荷屋忠明さん監修の下で10カ月をかけて、香料・添加物を使用しない野菜ジュースを完成させた。

 同7日にはナガノトマト社内で発表会見が行われた。「酢をうまく使うためには酸味も甘みも強すぎてはいけない。それをさわやかにするためにライムを使った」と荷屋さん。開発期間中にナガノトマトを5回訪れ、その都度アドバイスを加えていった。「ほかの野菜ジュースなどは香料を使って味をまとめているが、素材を生かしたいという思いが強く、バランスをとるのが難しかった」と振り返るナガノトマトの開発担当者。同社の松尾映二社長は「今後もプロジェクトでさまざまなことに挑戦していきたい。少しでも地元信州の企業を身近に感じてもらえれば」と今後の抱負を語る。

 同商品は200ミリリットルの紙パック入りで230円。4社の販売店やセブン-イレブンの宅配サービス、松本駅前の井上百貨店などで、3,000ケース(1ケース24本入り)を4月~と6月~の2回に分けて限定販売する。

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