松本広域エリアを自転車で巡って撮影した写真をインスタグラムで募る「信州アルプスフォトチャリ―」が現在、開催されている。主催は信州サイクリングプロジェクト。
松本広域エリア(松本市、塩尻市、安曇野市、麻績村、生坂村、山形村、朝日村、筑北村)を周遊するサイクリングコースやその周辺を巡って撮影した写真が対象。「美しい」「楽しい」「おいしい」「珍しい」と感じたものを撮って、同イベントのインスタグラムの公式アカウント(@alps_photochally)をフォローして、ハッシュタグで撮影地と「#信州アルプスフォトチャリ―」、メンション(@alps_photochally)を付けて投稿する。応募は何点でも可能だが、組み写真やコラージュ、加工文字入りのものは対象外となる。
応募作品は、審査や抽選を行い、グランプリにはクロスバイク、準グランプリには飛騨牛を贈呈。ほかに、漆器や藍染め、グラスなど地元の特産品や宿泊券を贈る。事務局担当者は「自転車を絡めて、思わず走りたくなるような写真を投稿してほしい」と話す。
プロジェクトでは、ラーラ松本(松本市島内)を出発点とした松本広域エリアを周遊するサイクリングコースを策定。ロンドンオリンピックマウンテンバイク日本代表チームのコーチを務めた「BIKE RANCH」(新橋6)オーナー・鈴木雷太さんが監修した。北ルートは安曇野から筑北、麻績、生坂を巡る約82キロで、前半は比較的なだらかだが、後半はアップダウンがある。南ルートは松本市街地を抜けて、山麓線から塩尻、山形、朝日、安曇野を巡る、起伏に富んだ約68キロ。
今後は、投稿された写真をルートに追加するなどして、より魅力を発信していく予定。「これからまさに自転車で走ると気持ちのいい季節。車では気が付かない、自転車だからこその風景があることを多くの人に知ってもらえれば」とも。
締め切りは11月30日。