モーニングを食べながら詩の朗読を楽しむイベント「HINEMOSU(ひねもす)」が、7月30日、「和泉町(いずみまち)五蔵」内のダイナー「OLDIES B GOODIES(オールディーズビーグッディーズ)」(松本市旭1、TEL 0263-30-8455)で行われる。
詩人のウチダゴウさんが店内に設けたDJブースの中で詩を朗読。来場者は、当日限定のモーニングプレートを食べながら、朗読やトーク、ウチダさんが選曲した音楽をラジオのように聞く。「音声は店内のスピーカーから流すので、ラジオの公開収録みたいな雰囲気をイメージしてもらえれば」とウチダさん。
開催は、2月に続いて2回目。同店店主の藤原直樹さんが昨秋、ウチダさんのギャラリーで行われたイベントに出店したことがきっかけで、何か一緒にできればと声をかけた。企画について考えていたときに、新型コロナ対策のためにアクリルパーテーションが店に届き、「単に仕切るだけではなく、うまく活用できないか」と検討。ラジオブースに見立てた演出をすることを思い付いたという。
当日は、音楽ディレクターの樋口太陽さんが手がけたオリジナルのジングルも披露する予定。予約時にメッセージや質問を受け付けて、読み上げたり、詩で答えたりもするという。ウチダさんは「なかなかほかでは体験できないイベントだと思うし、長く続けていきたい。会場が古民家で、朝の暗さと差し込む光の具合が最高に良いので体験してほしい」と話す。
モーニングプレートは「朝タコス」を用意する。藤原さんは、「タコスは軽食なので、朝食べてもらうにはちょうどいい。朝から野菜をたっぷり取って、『生ラジオ』というこの辺りではあまりないエンタメを楽しんでもらえれば」と呼びかける。
食事は8時開始。朗読を行う時間は9時~10時30分。料金は3,000円(モーニングプレート、ドリンク付き)。予約はメール、店頭、インスタグラムで受け付ける。