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安曇野にラーメン店「信々白雪」 「信州みそラーメン」ブランドを全国区に

中央に肉みそをのせた「濃厚白湯肉みそラーメン」スペシャルトッピング(990円)

中央に肉みそをのせた「濃厚白湯肉みそラーメン」スペシャルトッピング(990円)

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 ラーメン店「信々白雪」(安曇野市豊科南穂高、TEL 0263-87-8720)が安曇野インター近くにオープンして1カ月が過ぎた。

ボックス席でゆっくりできる店内

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 店舗面積は約21坪で、席数は70席。昨年8月までうどん店「得得」が営業していた店舗を居抜きで使う。

 メインは信州みそに濃厚な白湯(パイタン)スープを合わせたみそラーメン。複数の信州みそを混ぜて少し炒めることで、みその風味が主張し過ぎず、スープのコクも感じられるように仕上げている。「濃厚白湯みそラーメン」(640円)のほか、郷土料理の「油みそ炒め」をアレンジした肉みそをトッピングした「濃厚白湯肉みそラーメン」(740円)、辛さを加えた「シビレ辛みそラーメン」(800円)の3種類を提供する。

 ほかに、しょうゆだれを使った「濃厚白湯しょう油ラーメン」(590円)や、ギョーザ(5個350円)、「チャーシュー丼」(550円)、「肉みそ丼」(500円)などのサイドメニューも。みそかしょうゆを選べる「お子様ラーメンセット」(450円)や、ドリンクバー(150円、食事と一緒にオーダー)も用意する。店長の坂口正樹さんは「価格も可能な限り抑えて、ご家族でも来店しやすいようにした。お子さま連れでもゆっくりしてもらえれば」と話す。

 坂口さんは以前、札幌を訪れた時に、「札幌みそラーメン」に信州みそを使う店が多いと知り、「せっかくなら、地元で『信州みそラーメン』としてブランド化したい」と考えたという。飲食業の経験はなかったが、店主と共に1年かけて試行錯誤し、理想とするみそラーメンのレシピを完成させた。「みそラーメンというとこってりのイメージが強いが、さっぱりしていてコクがあるものを目指した」と振り返る。ブランドとしての認知向上を視野に入れ、ロードサイドでの出店を検討。今年2月に物件が決まり、準備を進めてきた。

 店名は、白湯スープと、雪が積もった冬の北アルプスから、「白」をイメージして付けた。「いずれは『信州みそラーメン』と共に、店も全国区にしていければ。まずは多くの方に味わってもらいたい」と意気込む。

 営業時間は、11時~14時30分、17時30分~21時30分(以上ラストオーダー)。水曜定休。

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