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松本の「柳沢林業」が美鈴湖でオートキャンプ場 「木のプロ」知識と経験生かし

芝生の広がる「広場サイト」

芝生の広がる「広場サイト」

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 「松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場」(松本市三才山、TEL 0263-46-9990)が4月28日、グランドオープンした。柳沢林業(岡田下岡田)が本年度から新たに管理運営を担う。

簡単にまき割りができるキンドリングクラッカー

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 同キャンプ場があるのは、松本城から車で約30分と市街地からも近い標高1000メートルの高台。浅間温泉・美ヶ原・三才山の中間地点になる。市の指定管理施設として1995(平成7)年にオープンして以来、観光客やツーリング客などを中心に幅広く利用されている。

 施設内には、約60サイトを備える。1区画の広さは約100平方メートル。広場にテントを張れる「広場サイト」や、駐車スペースの横を使える「区画サイト」のほか、木立の中にある独立型の「バイクサイト」も。男女別温水シャワーや、コインランドリーを備えるサニタリー棟もある。

 手ぶらでもキャンプができるようにと、レンタル商品も充実。「Born in MATSUMOTO」の一環で地元アウトドアメーカー「ZANE ARTS」のテントやタープを貸し出すほか、松本ブルワリーや善哉酒造の商品の販売も行う。

 併せて、柳沢林業が伐採・加工まで一貫して行っている「俺たちの薪(まき)」やスウェーデントーチも販売。子どもでも簡単にまき割りができるキンドリングクラッカーも用意する。経営管理部長の藤澤良太さんは「自分たちでまきを作っているので、樹種も豊富。音や香りにこだわったたき火を楽しむこともできる」と話す。

 同社は1964(昭和39)年創業。森林の整備や木材の販売のほか、「山と人とが生かし生かされる、豊かな暮らしの創造」を掲げ、「信州落葉松(カラマツ)プロジェクト」や地元木材を使う仕組みづくりを目指す「ソマミチ」など、地域の企業と連携しながら多彩な取り組みも進めている。キャンプ場の運営は初の試み。「アウトドアと林業の親和性は高いと感じている。私たちの持つ林業の知識や技術、そして地元企業とのつながりを生かしたキャンプ場にしていきたい」と藤澤さん。社員がスタッフとして勤務することもあるが、「もともとBtoBで会社を相手にしてきたということもあり、接客は新鮮。チームワーク良く、楽しくできている」と笑顔を見せる。

 今後は、自然へのダメージを最小限にする「Leave No Trace Japan」とパートナーシップを結んでいる関係から、環境への負荷を減らす取り組みも進めていきたいという。「森林を身近に体験できる企画なども行っていきたい。キャンプ場を森林環境拠点として、山と人との関わり方を発信していければ」とも。

 チェックインは13時~16時、チェックアウトは11時。料金は車1台(4人まで利用可)4,820円~。火曜・水曜定休(繁忙期は定休日なし)。今期の営業は11月30日まで。

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